離婚に至った理由
離婚を決意するまでには、たくさんの葛藤がありました。最終的なきっかけは夫からの暴力でしたが、それだけが理由ではありませんでした。
暴力が引き金となった瞬間
夫に殴られたとき、私は自問しました。
「ここに留まるべきなのか?」
彼の腕力は非常に強く、何度も殴られた衝撃が体に響きました。その瞬間、私は思ってしまったのです。
「日々のモラハラより、この方がまだマシだ」と。
その考えに至った自分に愕然とし、「この生活はもう無理だ」と決意しました。
過去の出来事が残した傷
私を深く傷つけたのは、暴力だけではありませんでした。彼が別の女性との関係を持っていたこと、さらにそれを示す映像が存在していたことも判明しました。偶然見てしまったその映像のショックは計り知れず、それが心の健康を蝕むきっかけとなりました。
さらに、彼が外で他の女性と接点を持っていたことも後から知りました。こうした裏切りの積み重ねが、私の信頼を完全に壊し、深刻な鬱病へと繋がっていきました。
信頼の崩壊と周囲からの反応
暴力後、義両親を交えた話し合いの場を設けましたが、そこで返ってきた言葉は私をさらに追い詰めました。義母は、「暴力を振るうなんて普通じゃないから、何か事情があったのよね」と言いながら、私の鬱病を暗に責めるような発言をしました。
その言葉を聞いて、私はこう感じました。
「私がここまで追い詰められたのは誰のせいだと思っているのか」
モラハラの日常と離婚への決意
夫との生活は、モラハラの連続でした。家事や育児について日常的に責められ、夫自身の失敗までも私の責任にされることが多々ありました。それでも子どもたちのために耐え続けましたが、暴力をきっかけに「別れて暮らすしかない」と決心しました。
自分の子供の未来のために
この離婚は、私自身だけでなく、子どもたちの安全を守るための選択でもあります。暴力や理不尽を当たり前としない価値観を伝えるために、私は行動を起こしました。この選択が私たちの未来を切り開く第一歩だと信じています。