がん相談支援センターの相談事例
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本日の内容は「がん相談支援センター相談窓口の実際の相談事例」です。
以前がん相談支援センターについて記事を作成しました。
がん相談支援センターは都道府県内のがん診療連携拠点病院等に設置されています。簡単に説明すると地域のがん治療を行う病院です(総合病院、がんセンター、大学病院等)。地域の規模によりますが、都道府県に数か所設置されています。
がん相談支援センターの相談窓口となっていますが、医療ソーシャルワーカーの相談と違いはあるのかと疑問を持つ方が多いかもしれません。
がん相談支援センターの相談窓口は医療ソーシャルワーカーが対応することもあります。少しだけ役割が異なります!
まず相談窓口には医療ソーシャルワーカーだけではなく、看護師も対応します。がんの専門看護師(認定や専門の資格を持った方)が対応します。看護師、医療ソーシャルワーカー、事務員の誰が対応するかは病院によって異なります。私が所属する病院は疾患、症状の不安は看護師、制度や医療費、地域の連携の場合は医療ソーシャルワーカーと分けています。そのトリアージは事務員が行います。
あと医療ソーシャルワーカー宛の通常相談は入院や通院している患者さんからの相談が多いです。がん相談支援センター宛の相談は院外の患者さんからも相談が入ります。患者さんが通院している病院にがん相談支援センターの相談窓口がなければ他の病院に相談することになります。相談も匿名で対応可能です(マニュアル上は匿名で対応することになっています)。
そんながん相談支援センターの相談窓口ではどんな相談を受けているのかを記事にしたいと思います。実際に受けた事例をもとに作成しますが、特定を避けるために詳細な情報は省略します。
最も多い相談は症状についてです。
50代、男性、がん。
他の病院に通院して肺がんと告知された。まだ若く、子どもも小さいため今後の生活について不安あり。
通院中の病院から『標準治療』を勧められた。治療の内容が抗がん剤治療や放射線治療があり、副作用の心配がある。知人から抗がん剤治療を行うと吐き気や倦怠感が強くなると聞いていたため、医師から勧められた治療は消極的。
インターネットで「副作用なし、先進的な治療」という○○○○という治療を知ったため、そちらの治療を受けたいと考えている。○○○○という治療はどんなものか知りたいと相談あり。
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