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宗教や信仰についての雑記 #166

◯受容とコミットメント療法

先日、受容とコミットメント療法(ACT)という心理療法があることを知りました。

受容とコミットメント療法(Acceptance and Commitment Therapy:ACT)とは、マインドフルネスに基づいた心理療法の一つとのことです。

ACTは、「心理的柔軟性」を高めることを目的としているそうです。
心理的柔軟性とは、「苦しい思いやネガティブな考えを避けようとせず、ありのままに受け入れること」と「自分が大切にしたい価値観に基づいて行動すること」の両立を指します。

ACTでは、以下の6つのコアプロセスを重要視します。
1.受容(Acceptance): 苦しい思いやネガティブな考えを、コントロールしようとするのではなく、ありのままに受け入れること。
2.認知デフュージョン(Cognitive Defusion): 考えや感情を、自分自身の一部ではなく、単なる思考や感情であると認識すること。
3.現在志向(Present Moment Focus): 過去や未来にとらわれず、今この瞬間に意識を集中すること。
4.自分自身としての観察(Self as Context): 自分の思考や感情を、客観的な視点から観察すること。
5.価値観の明確化(Values Clarification): 自分にとって本当に大切だと思うものを明確にすること。
6.価値観に基づいた行動(Committed Action): 大切な価値観に基づいて、具体的な行動を起こすこと。

詳しいことはまだまだよくわからないのですが、個人的には上記のコアプロセスの内、2番目の認知デフュージョンに興味を持ちました。

少し長くなりそうなので、この続きは次回にしたいと思います。

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