宗教や信仰についての雑記 #48
◯イライラする日
イライラが治まらない日がときどきあります。
ごく小さいけれどイヤなことが次から次へと起こって、イライラの収まる暇がない時があります。
また私はイライラの火がつくと、それが鎮火するのに時間がかかるのでなおさらです。
私は今まで大きな事故や災害などに遭ったことがないのですが、その代わり(?)普段の日常生活の中でイライラしたりクヨクヨしたりすることが他の人よりも多いような気がします。
大きな災いに遭っていない分、心が弱いのかもしれません。
あるいは私の心が弱いから、神様か仏様がそれに配慮して、災いを一括にしないでいくつにも分割してくれたのかもしれません。
もしくは、災いを弱毒化して免疫をつけさせようとしてくれているのかもしれません。
そんなふうに受け止められれば、イライラも少しは和らぐかなとも思ったのですが、実際に気が立っているときにそんなことを考える余裕があるかどうか自信がありません。
世の中思う通りに動くわけがない、未来に何が待っているのか予知することなどできない、いくら悔やんでも過去は変わらない、そんなことはわかっているはずなのに、身に起こる小さな事に心が振り回されてしまいます。
「お前の心はそんなにも弱いのだぞ」「大した器の持ち主ではないのだぞ」と言われているような気もします。
それにより謙虚さと寛容さを育めと諭されているようにも思えます。
年をとると脳も他の組織と同様に衰えてきて、特に前頭前野が衰えると感情の抑制が効きにくくなるそうです。
その衰えを補うような、信心による出来事の受け止め方が、いっときの感情の高まりよりも強くなることを願っています。