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ヤエヤママルバネ

飼育を始めて7年。

数百頭程飼育してきた思い出を振り返る。

西表島北部1

超有名産地。
2017年に採集した2♀から累代を開始。

WF1~WF2では小型個体しか羽化しなかったが、
アウトライン交配+低温管理で3代目(CBF1)から
60mm越えが羽化するように。

2022年羽化、64mm
2022年羽化、63mm

有名産地なのでWF1を譲って貰える事も多く、
手持ち個体との掛け合わせで4系統ほど飼育した。

最大は画像の64mm、幼虫体重は26g程度だった。

初採集した思い出の産地+血の入れ替えも容易で、
長く飼育していきたいな~と思っていたが、
数百匹飼育してMAX64mmというのは如何なものか…
と思い、2023年に飼育を終了した。

機会があればまた飼育したい産地。

西表島某産地

場所は伏す。(特保とかそういうのではない!)
2019年に採集した1♀より飼育開始。

WF1から25g越えの幼虫が連発し、
MAXで28gの幼虫が出現。
羽化サイズも納得いくものだった。

2022年羽化、66mm


2022年羽化、65mm


2022年、65mm


2022年羽化、57mm
この系統は♀もデカイ

どの個体もとても格好いいと思う。
3枚目の♂など結構な良歯型では?
私の一番のお気に入りは2枚目の♂。厚みが良い。

かなりのポテンシャルを感じたので、
現在はこの産地のものだけを飼育している。

2022年には知人より同地のWD2♂1♀を借り受け、
手持ち♀に掛けて2系統、持腹で1系統を立てた。

インラインのF2を含め現在4系統で管理しているが、
いずれの系統でも25gを越える幼虫が出ている。

おわりに

最近は食傷気味になり、かなり飼育数を減らしたが、
やはり格好いいクワガタである。

自己採集個体から満足いく個体を複数出せているのも、飼育者冥利に尽きるな~と改めて感じた。

また納得いく個体が羽化したら紹介します。


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