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本が頼りだった 8

これまで何度か精神的にきつくて苦しい時期や
病気のため身体が思うようにならない時期がありました。
そういう時私は「寝て過ごす」という
非常に安易な方法で切り抜けてきました。

何にもしていないと
時期が時期だけに、思考が暗くなりがちなので
枕元に本を積み上げて順番に読んでいきます。

1.赤毛のアンシリーズ
     L.M.モンゴメリー 新潮文庫
2.指輪物語
     J.R.R.トールキン 評論社
3.くまのパディントンシリーズ
     M.ボンド 福音館
4.床下の小人たちシリーズ
     メアリー・ノートン 岩波少年文庫

私の悩ましい時期はこのくらい読むと
通り過ぎていました。
まっとうな暮らしを思い出し
辛い旅を徒歩で行き
笑いこけて
ハラハラするという順になっています。

これでもまだ回復できないときは、このあと

5.内田百閒の作品集 福武文庫
6.獣医ヘリオット先生のシリーズ
      ジェイムズ・ヘリオット 早川、ちくま、集英社文庫

まで続きます。

このくらい読みますと
具合のほうもかなり良くなってきて
通常の読書に移っていきます。

苦しいとき、病気のときに
安心できる本っていうのは良いものです。

気が付いたらこんな順番が出来上がっていました。
ヘリオット先生まで、四回お世話になりました。







      

     

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