FOMOと受験

今日Newtonを読んでいた時にFOMO(フォーモ)という言葉が出てきた。

FOMOとは「fear of missing out」の略で「取り残されることを恐れる」といった意味だ。
以前からこの言葉が使われることがあったそうだが、とりわけ現在においては「sns関係、スマホ依存」の文脈で用いられる。

例えば、Aくんはスマホを使わず勉強していたとする。当然その間に世の中では何か面白いことだったり、楽しいことなどがSNSには投稿されている。
多くの人からすれば「別に後から見ればいい」や、「そもそも興味ない!」といった反応をするだろう。
しかしFOMOを強く意識している人は勉強どころじゃないだろう。

私は受験期インスタなどのSNS、YouTubeなどを消していた。
勉強に不要だったからだ。
確かに消す前は不安があった。「周りの人らの会話について行けるかな?」とか思った。
だがよく考えるとインスタをやっていない友達もたくさんいるけどその人たちとも話せる。
インスタは無くても良いなと気付いた。
私が消したことで周りの人も消す人が増えた。

その事がどれだけ受験の成功に繋がるかは分からないが、私の周りだけを見ると消した人の方が成功していたように思う。

そして受験を終えた現在はインスタを入れ直したがそこまで使うことはない。
すっかりインスタに興味がなくなっていた。

FOMOはSNSを一度辞めないと治らない。
でもそもそも辞められない。
受験をしない人は辞める必要がないのか?と言われるとそうではないと思う。もちろん依存しないに越したことはないはずだ。
受験に限らず何か物事に集中したいとき、必ずFOMOは邪魔な存在になるはずだ。
自分でSNSを消してずっと使わない!ということができる人はそれで良い。
だがSNSの構造上ハマってしまった人は簡単にそうはできない。
だからこそFOMOという存在を知り、知った上で少し控えてみよう!と思えると良いと思う。

受験勉強においてSNSやYouTubeが有益なのは分かる。
まずYouTubeはブラウザで見れる。
アプリとして残さなくてもなんとかなる。
SNSもブラウザで見れるしそもそも勉強目当てでSNSを使っているならFOMOにはならないだろう。

何かに集中したいなら思い切ってインスタやTwitterを消してみるのがおすすめだ。
FOMOは怖くない。なんとかなる!

あとがき的なやつ

ほんとは違う記事を書いてる途中だったけど面白い話題だったから先に、、
確かにSNSをやっていて良かったこともあるのは事実だと思う。たくさんの人と繋がることが出来るし、連絡を取ることも出来る。
だが使い方を誤ると大変なことになる。
だから使うな!というより、使い方を考えるきっかけになれば良いと思う。
そして自分で制御出来ないかも?と思うなら私のように思い切って消してみればいい。
すると時間に余裕ができて新しいことにもチャレンジできるはずだ。

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