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【学級経営】学級通信の意義とコツ
1⃣ 学級通信について
学級通信は、クラスをより充実したものにするのにとても有効なツールだ。
私は過去に4年間連続で100号以上(週に3~4号ほど)の学級通信を発行していた時期もある。
また、学級通信によって学級が向上していくことも感じられたので、私自身はやりがいをもって発行し続けることができた。
また、生徒たちや保護者の方々からも「学級通信楽しみにしています」「が急通信は家で保管しています」という声も聴かせて頂いた。
そのような声を聴くと、学級通信に対する想いやモチベーションも高まっていく。
2⃣ 学級通信の意義
私が考える学級通信の意義は、3つある。
①一つ目は、生徒に冷静にメッセージが伝えられることだ。
教師をしていると、生徒に伝えたいことが山ほどあふれてくる。
その都度、生徒たちに口頭で伝えていると、生徒たちも少しずつ聴き方が雑になり、上の空になっていくこともある。
私は、ここぞという時こそ、生徒たちに真剣な空気感の中で、大切な話をしたいと思っている。
それでも、ある程度のメッセージは伝えていきたい。
そこで、学級通信を使うことによって、そのことを実現している。
学級通信であれば、伝えてもある程度、伝えたいことを精選して、推敲を重ねた上で正確にメッセージを伝えることができる。
また、生徒たちも自分のペースで読むことができるので、負担も少ない。
②二つ目は、生徒たちの考えや想いを学級通信に載せられることだ。後日記述するが、生徒たちに「日記」を提出してもらうシステムがあれば、そこで良いことを書いている生徒の文章を載せることもできる。(※個人情報には気をつける)
生徒は教師以上に同級生たちの声に興味がある。同じ仲間の考えを知ることによって、さらに良い影響を与えることができる。その生徒の良い文章に教師が補足的に文章を書くと、教師の想いも重ねることができる。
③三つ目は、学級通信を通して、あらゆることを保護者に伝えやすいということだ。学級通信には学級生活の写真、生徒の文章、教師の想い、時には重要な連絡事項などを扱う。それを毎週伝えることによって、保護者としては学級の様子もわかり、クラスの雰囲気、教師の想いなどもわかりやすくなる。
以上のように、学級通信は教育効果の高い「プラットフォーム」となる。
3⃣ 学級通信のコツ
次に、学級通信のコツを伝えていきたい。
学級通信はできるだけ継続していけると良いと思う。
そのためには、
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