ちっぽけな私には叶えられそうにない大きすぎる夢
前談
生きてて30年ちょっと、いろんなことがあった。人生の半分を超える海外生活、精神障害の発症、日本への本帰国、世界中のパンデミック、障害者手帳の取得、就職活動。
中でも特に海外生活と日本への帰国については、コロナ禍の間だいぶ考えさせられた。
「なぜヨーロッパは日本人からさも"先進的"であるかのように見られるのか」
「なぜ人々は差別をするのか」
「私が経験した痛みは本当に全て差別だったと言えるのか」
「なぜ人々は自分の正義のために攻撃的になれるのか」
「日本の人々はヨーロッパなどで起こった諍いに対して正確な感性を持てているか」
「どうすれば人々を"日常で起こる攻撃"から守ることができるのか」
「私は精神を病んできらびやかなイメージのある帰国子女の中の"失敗作"ではないか」
「私のような辛い思いをせず、帰国子女として経験を生かし活躍するためには何が必要だったのか」
疑問は尽きない。
しかし私は精神障害で職につけない期間、これらについて真剣に考え、エクセルファイルにネタ帳を作った。トピックは400を超えた。
私の育った国の学校制度、宗教行事、差別などの事件簿について。日本に来て体験した様々なこと。言語や民族について。海外での日本に関する多くの誤解について。
考えた果てにたどり着いた夢
就職活動でも「あなたの夢はなんですか?」と聞かれることがあると就労支援で聞いたのだが、考え抜いてたどり着いた結論は「文化間のハードルを低くすること」。
私は、自分の言説が少しでも世の中の役に立つのではないか。少しでも世界をよくすることに寄与するのではないか。そう思って私は上記の通り書き起こした400を超えるトピックを少しずつだが、時間の許す限りこのnoteに書き残している。
より良い社会と世界の未来のために
「文化間のハードルを低くする」と少々わかりづらい表現を使ったが、掻い摘んで言うと、お互いのことを知りやすくすることで差別や偏見を減らそうと考えている。
それは長い目で見れば日本いう国の地位の向上にも繋がると思っているし、うまくいけば外国の人にも日本という国が多くの誤解から解かれるのではないかと思っている。
夢とそれに伴うチャレンジ
本来は私は実はYouTuberになることを画策していた。しかし計画を練っているうちに「別に可愛くもない、日本人の見た目をした帰国子女が海外の価値観を語って誰の興味を引けるのだろう」と思うようになった。計画は頓挫した。
本来ならインフルエンサーになって自分の考えを世間に発信したいところだが、如何せん、インフルエンサーという職業と私の性格は程遠く、芸もないので活動基盤がない。著名人にさえなれれば、関連イベントに登壇して話をしたりしたかった。
統合失調症の私にとって、noteを始めることでさえも大きなチャレンジだったのだ。今現在も手探りの中でこのチャレンジを続けている。
これから海外に出て行く若い人に私の記事を読んでいただき、「誤解された日本」の「正しい」プレゼンターになってほしいと思っているし、現に「日本って〇〇だから」という偏見を持つ日本の方にこそあまり悲観的にならず日本の良さや、海外から学べることなどを発見していただけたら幸いだと思っている。
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