天婦羅素数

活字中毒気味Photgrapher Imagine教 ミスリム原理主義

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記事一覧

紫金山アトラス彗星

夕暮れの西の空にあるという いるという 東京都下から双眼鏡でぐるぐる探してみるもののサッパリ見えず カメラで撮影してモニターでようやく確認したのが上記の写真 10月1…

BARロッケン 深爪深夜の物語

ホットバタードラム後編 「ここ私が店をやっているんじゃなくって私の持ち物、オーナーなのよ。ちょっと前までは私のおじさんがこの店をやっていたんだけど、もう歳だから…

天婦羅素数
2週間前
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BARロッケン 深爪深夜の物語

ホットバタードラム前編 隣の駅から弟が助けを乞う電話をかけてきた 間違えて降りちゃったよ もう一駅乗ればいいだけじゃない 最終電車でやってきたんだ 隣の駅から最寄り…

天婦羅素数
2週間前
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BARロッケン 深爪深夜の物語

ビトゥィーン・ザ・シーツ 4P 今賀園朱鷺が友人の結婚式に参列するために、とある結婚式場へ電車で出かけたのは今朝の事。新婦である友人というのは中学高校と同じ学校に…

天婦羅素数
1か月前
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BARロッケン 深爪深夜の物語

ごちゃごちゃとした駅前の繁華街を抜けた先にある雑居ビルの細い階段を上がった先に「ロッケン」というバーがある。 バーテンダーの深爪深夜(ふかづめ しんや)が開店の…

天婦羅素数
1か月前
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iMac 素人修理編

突然 iMacが 止まりました。 再起動してもハテナマークが出てきて先へ進まない状況に陥り あれこれネットで原因を調べまくり、外部のHDにUSBメモリからOSをインストール…

天婦羅素数
1か月前
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マックが壊れて次の項をアップする作業が滞っています。
あと少しで完結なのに、、 #鉄紺の朝 #平和を我らに

天婦羅素数
2か月前
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松任谷由実をたどる小旅行(鉄道編)

前回の荒井由実時代につづいて今回は 松任谷由実となってから、電車や鉄道を感じる曲をピックアップしてみる 時代は80年代まで。 ・かんらん車(流線型80)1978年 ・コンパ…

天婦羅素数
3か月前
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荒井由実をたどる小旅行(鉄道編)

彼女の実家はご存知?八王子。 その八王子にはJRと京王線の二つの路線が乗り入れている。余談だが彼女の荒井時代(独身時代)はJRは国鉄で京王線(京王電鉄)は京王帝都電…

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3か月前
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新幹線から見る百名山 その2

東海道新幹線の車窓から  前半部分で書いた、丹沢山、富士山、天城山、伊吹山が東海道新幹線の車窓から見える四座ということなのだけど、これ肉眼で誰の目にも明らかな山…

天婦羅素数
3か月前

新幹線から見る百名山

移動時間の多くをを埋め合わせるのが、睡眠と読書。その比率は日によって違えど読んで寝て読んで寝てを狭隘なる席で繰り返すのだ。旅情など微塵もない、移動の一場面である…

天婦羅素数
3か月前
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日本国憲法 前文

朝ドラ感記 戦士した夫優三を思ったのか食べることのできなかった焼き鳥が包まれた新聞に戦後新たに発布された日本国憲法が記載されている。 「虎に翼」のいち場面 戦争…

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4か月前
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鉄紺の朝 #02

 渓燕流 八橋道場  蒼翠に一筋、炭焼きの煙が立ち上っている。それを時折、気まぐれなつむじが散らして行く。麓から続いている道もついえた辺り、雑木林の中に炭焼き小…

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7か月前
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鉄紺の朝 #01

 第一部  御神前勝負    序章     瀬戸内海もいわゆる周防灘といわれるところでは、小島の群れも消えて南は四国と九州の間を通り太平洋へ出、西へ行けば壇ノ浦…

天婦羅素数
7か月前
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紫金山アトラス彗星

紫金山アトラス彗星

夕暮れの西の空にあるという
いるという

東京都下から双眼鏡でぐるぐる探してみるもののサッパリ見えず
カメラで撮影してモニターでようやく確認したのが上記の写真
10月14日18時10分頃
やはりそこにいた
見えぬけれどあるんだよ

BARロッケン 深爪深夜の物語

BARロッケン 深爪深夜の物語

ホットバタードラム後編

「ここ私が店をやっているんじゃなくって私の持ち物、オーナーなのよ。ちょっと前までは私のおじさんがこの店をやっていたんだけど、もう歳だから閉めるって言ってね。私に話が回ってきたのよ。最初は断っていたんだけどさ、このビル全部譲るからって言われて。おじさんて独身で身近な親戚はうちの家族くらいなものだったの。私はたしかに昔からすごく可愛がられてたってのもあるんだろうけど、とにかく

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BARロッケン 深爪深夜の物語

BARロッケン 深爪深夜の物語

ホットバタードラム前編

隣の駅から弟が助けを乞う電話をかけてきた
間違えて降りちゃったよ
もう一駅乗ればいいだけじゃない
最終電車でやってきたんだ
隣の駅から最寄り駅までは電車で3分歩いても20分くらいなものだ
迎えに来てくれよ、道がわからないんだ
世話の焼けるやつだ
街から郊外へと延びる路線の住宅街の小さな駅は終電が行ってしまうと人影もめっきり少なくなる。
店の明かりも一つ消え、二つ消えひっそ

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BARロッケン 深爪深夜の物語

BARロッケン 深爪深夜の物語

ビトゥィーン・ザ・シーツ 4P 今賀園朱鷺が友人の結婚式に参列するために、とある結婚式場へ電車で出かけたのは今朝の事。新婦である友人というのは中学高校と同じ学校に通っていた親友とまではいえないけど今でも年に一度くらいは他の仲間と食事に行くような関係で、ジョーズというあだ名を持っていた。なぜジョーズになったのかはあえてここでは語らない。新郎はというとこれまた高校の同級生でちょっとした顔見知り程度の付

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BARロッケン 深爪深夜の物語

BARロッケン 深爪深夜の物語

ごちゃごちゃとした駅前の繁華街を抜けた先にある雑居ビルの細い階段を上がった先に「ロッケン」というバーがある。

バーテンダーの深爪深夜(ふかづめ しんや)が開店の準備をしていると階段を上がってくる音に続いて顔を覗かせたはコントレイルのオーナーである、今賀園朱鷺(いまがその とき)。

「朱鷺さん結婚式?」
いかにも結婚式帰りであろうパーティードレスに身を包んだ今賀園朱鷺に深爪深夜が声をかける。

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iMac 素人修理編

iMac 素人修理編

突然 iMacが 止まりました。

再起動してもハテナマークが出てきて先へ進まない状況に陥り
あれこれネットで原因を調べまくり、外部のHDにUSBメモリからOSをインストールしてようやくマックが立ち上がってくれた。
ほっと一安心するのも束の間、もう一度内臓のHDにOSをインストールしてみようとディスクユーティリティを使って内臓のHDをチェックしたり、コマンドを打ち込んだりして、ちょっと良い兆しを胸

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マックが壊れて次の項をアップする作業が滞っています。
あと少しで完結なのに、、 #鉄紺の朝 #平和を我らに

松任谷由実をたどる小旅行(鉄道編)

松任谷由実をたどる小旅行(鉄道編)

前回の荒井由実時代につづいて今回は
松任谷由実となってから、電車や鉄道を感じる曲をピックアップしてみる
時代は80年代まで。
・かんらん車(流線型80)1978年
・コンパートメント(時のないホテル)1980年
・シンデレラエクスプレス( DA DI DA ) 1985年
・白い服、白い靴 ( ALARM a la mode ) 1986年

ここに取り上げた曲を追っていくと時代と共に彼女の列車、

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荒井由実をたどる小旅行(鉄道編)

荒井由実をたどる小旅行(鉄道編)

彼女の実家はご存知?八王子。
その八王子にはJRと京王線の二つの路線が乗り入れている。余談だが彼女の荒井時代(独身時代)はJRは国鉄で京王線(京王電鉄)は京王帝都電鉄だった。
ただ荒井由実の曲から京王線は感じない。あくまで個人的主観だけど。
荒井由実時代、電車を感じさせる曲をピックアップしてみる。
・たぶんあなたはむかえに来ない
・雨のステイション
・天気雨
・LAUNDRY-GATOの想い出(松

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新幹線から見る百名山 その2

新幹線から見る百名山 その2

東海道新幹線の車窓から

 前半部分で書いた、丹沢山、富士山、天城山、伊吹山が東海道新幹線の車窓から見える四座ということなのだけど、これ肉眼で誰の目にも明らかな山という視点にたったものだったので、今回は視点を広げ遠く横たわる山々の中にも百名山が紛れているのではないかという仮説に基づいて机上の空論に陥りそうな考察を展開してみようという企画で繰り広げる。
 あくまで理論上見えるんじゃないのかというたわ

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新幹線から見る百名山

新幹線から見る百名山

移動時間の多くをを埋め合わせるのが、睡眠と読書。その比率は日によって違えど読んで寝て読んで寝てを狭隘なる席で繰り返すのだ。旅情など微塵もない、移動の一場面である。かく言う己の一場面である。
新幹線に初めて乗った頃のウキウキ感はどこにもない、車窓から見える富士山に心躍っていたあの頃を忘れて、つまんない大人になったもんだなと自省してみる。
で、唐突にではあるけれど、新幹線の車窓から深田久弥氏の選んだ百

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日本国憲法 前文

日本国憲法 前文

朝ドラ感記

戦士した夫優三を思ったのか食べることのできなかった焼き鳥が包まれた新聞に戦後新たに発布された日本国憲法が記載されている。
「虎に翼」のいち場面

戦争を通り抜けた人々の思いの詰まった日本国憲法前文を読み返してみたくなる

日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民と協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、

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鉄紺の朝 #02

鉄紺の朝 #02

 渓燕流 八橋道場

 蒼翠に一筋、炭焼きの煙が立ち上っている。それを時折、気まぐれなつむじが散らして行く。麓から続いている道もついえた辺り、雑木林の中に炭焼き小屋に並ぶようにして檜皮葺きの杣小屋が、樹々に埋もれそうに立っている。
 杣小屋の扉が開き、中から作務衣の上着をはだけた、三十半ばの男が出て来て、樹々の間から見え隠れする、山道を登ってくる白装束に目を留めた。
 白装束の名は、八橋孝太郎。渓

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鉄紺の朝 #01

鉄紺の朝 #01

 第一部  御神前勝負

   序章   

 瀬戸内海もいわゆる周防灘といわれるところでは、小島の群れも消えて南は四国と九州の間を通り太平洋へ出、西へ行けば壇ノ浦を抜け玄界灘へと続いている。北にはいわゆる中国山地の西端にあたる小高い山並みが見える。山々は幾多の流れを生み、絡まり、纏まり、川となって瀬戸内の海へと流れ出る。
 そのうちの一つに、佐波川がある。国境の山に端を発し、蛇行を繰り返し、時に

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