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就労移行支援事業所を更に2つ見学した
どーも、R太郎です。
前にも、就労移行支援2つ体験しましたが、新たに2箇所の事業所を体験してきました。(合計4つ体験)
今回も、2つの事業所の所感を語ってみようと思います。前回の記事と合わせて、読んで頂けると嬉しいです。
1.るりはり
こちらでは2日間体験させていただきました。
HPによると、「るりはり」は3年前からの参入なため、比較的新しめ。
まず、雰囲気ですが電話音が響くくらいには静かで穏やかです。スタッフや利用者の人数も少なく、10人に満たないくらい。それでいて室内のスペースは広く、席に座った際の利用者同士の距離感も気にならない程度でした。(他の事業所は手狭だったところも)
体験を通して主に行ったことは、「障害者雇用の企業説明会」、「コミュニケーション力向上のためのボドゲ」、「実際の仕事を想定した作業」の3点でした。
この中で特に良かったのは「実際の仕事を想定した作業」でした。
作業の内容そのものは、データ入力や書類の修正などで簡単です(何回か間違えたけど)。作業を通して自分の特性を理解するのは他の事業所でもありました。
しかし、こちらでは「スタッフの方が上司役を演じてこちらに作業指示を出す」形で作業を行います。まさに「仕事を想定した作業」です。
作業中にわからないことがあれば質問する必要がありますが、そのタイミングもこちら次第。作業内容も、わざとわかりずらいものになっています。
中々の緊張感で負荷がかかりましたが、まさに自分が苦手なことだったので、こういった形で克服したいと思いました。
※今回は個人作業のものでしたが、他の利用者との集団作業もあるそうです。
また、「るりはり」の強みとして個人ごとに合わせた形でプログラムがカスタマイズできることです。
例えば、リモートワークを想定してチャットのやり取りのみで、スタッフと仕事を進める練習をしたりとか……
他の大手の事業所だと、少なからず一律に皆で講義を受ける必要もある印象ですが、個人ごとに特化してるのがこちらの強みですね。
「るりはり」なら、自分にちょうど良い負荷を与えつつ、長く働ける準備が整いそうと感じました。
2.ココルポート
こちらは1日だけの体験でした。(他の事業所の体験の回数が多く疲れたので……)
「リタリコ」と同様で、多くの支店があって大手な模様。
雰囲気としては、人数が多く賑やか系。利用者の人数は20人くらい。
都内の支店だけでも14箇所あるので、利用者が多くいるのも頷けます。
こちらの他にない特色としては、「昼食が支給されること(※条件あり)」と「通所が週2回からでOK(※支店による)」。
詳細な条件は聞き忘れました(すまん……)が、昼食支給で出費を抑えられます。
通所は週3回からのところが多いため、通えるかどうか不安がある人にはありがたいですね。
実際に体験したのは、「志望動機の書き方」。
スタッフの方が講師として、ある企業のHPから自分との共通を探してみようというもの。利用者の参加率はほぼ全員。
意外と志望動機って、HPから書いたことはなく(←大問題)、参考例をいじって書いてたので、なんか新鮮でしたね。
他には、毎週金曜日に1週間を振り返る時間が設けられてたり、土曜日には交流会なども開催されてます。
1日だけの体験でしたが、和やかな形で過ごせたので「まずは通うことから」って人にはおすすめでした。
ただ、プログラム内容がリタリコと同様、電話対応やマナーなど基礎的なことが多いので物足りない場合もありそうです。
どこの事業所に行くべきか……
「リタリコ」「atGP」「るりはり」「ココルポート」と、計4つの事業所を体験しました。
ここ1ヶ月ほどですが、かなり疲れましたね……
自分の適応障害になった経緯や1型糖尿病の説明をして、スタッフと面談をしたり……を4回(笑)
我ながら頑張りましたが、むしろ本番はここから
どの事業所も、障害を理解してサポートしていきたい熱意は感じ取れました。本当にありがたいことです。
それぞれに良さがあるので悩ましい……
「リタリコ」と「ココルポート」は通いやすく、「atGP」と「るりはり」は実践的の印象……
3年前の自分なら前者ですが、現在だと後者が良さそう……
って思案していて、5月にはどこかしら決めて通う予定です。
これから就労移行支援の利用を考えてる、皆様のご参考になれば幸いです。
是非、皆様も興味を持った事業所がありましたら、見学してみてください。
以上、R太郎でした。