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たかしの菜園日記 エンドウの発芽と育苗

 キヌサヤ、スナップ、紫の3種類のエンドウを育成中です。紫エンドウはツタンカーメンの墓から見つかり栽培が復活したとの説もありますが、フェイクのようで、本物は大英博物館の中にあるそうです。紫エンドウは鞘がやや紫色になった頃に収穫し、豆ご飯に炊いて一日置くと全体が薄赤くなり、赤飯のようでなかなかうまいものです。毎年収穫した豆を30個ほど翌年の種用に保存しています。
 芽出しはやはりキッチンペーパーに包んで湿らせ、キヌサヤとスナップは2日ほど、紫は3日ほどで発根し、発根したもの(殆どです)を2個づつ定植します。豆類は根粒菌がつくので、肥料は牛糞、鶏糞、有機石灰、ボカシを中心にし、化成肥料は撒いてもごく少量にします。
 キヌサヤとスナップは当地(南関東)の冬では問題なく、徒長していなければ防虫ネットの霜除け程度で過ごせます。防虫ネットの内側の北側部分に透明ビニールを挟んで風除けにすればなお安心です。紫エンドウは寒さにやや弱く、厳寒期には透明ビニールを被せています。
 春になればたくさん実り、収穫が大変ですが食べきれません。

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