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たかしの菜園日記 土作りとモミガラ、えひめAI

 借りている畑は良さそうな黒土なのですが、水捌けが悪く固まりやすいのが欠点です。特に長ネギ、タマネギ、ニラなどのネギ類や、サツマイモなどの育ちがイマイチです。改良のため、牛糞、鶏糞、ボカシなどを投入していますが、もう一息です。
 いろいろネットで検索したところ、プロの農家が痩せた土地に大量のモミガラをスキ入れ、「えひめAI」を撒いているのを見つけました。
 モミガラは米どころでは産業廃棄物に近いと思いますが、当地では逆になかなか手に入りません。ガーデニングの店で時々見かけますが、少量で結構いい値段で、これではねという感じです。精米工場にも何軒か聞きましたが、玄米で仕入れているのでモミガラはないとのことでした。
 あれこれ探し、やっと隣の市のJA直営大規模ガーデニングセンターで、農家から取り寄せてもらいました。ところがウッカリ2シーターの軽自動車で取りに行ったところ、思ったよりもかなり大袋で、トランクや助手席に入り切らず、モミガラの袋に埋もれながら運転して帰ってきました。
 えひめAIは愛媛県工業技術センターで開発された土壌改良資材で、原料が面白く、砂糖水に納豆、ヨーグルト、ドライイーストを加えて発酵させたものです。飲んでも健康に良さそうですが(どんな味でしょうか)、食用ではないとのことです。身近にある安価な材料ばかりです。まず1ℓ位の容器で作り、さらにバケツ等の大きな容器の砂糖水で培養し、希釈して使用すれば、かなり大面積に1度で撒けます。作物も元気になるようで、まるで××酵素のようですね。
 作物の切り替え時に、牛糞、鶏糞と共にモミガラも入れて耕し、時折りえひめAIも撒いています。比較はしていないのですが、徐々に良くなっているようです。またモミガラは、麦わらと共にナスやトマトの夏場のマルチングとしても使用しています。

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