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忘られぬもの~~うた三昧。

海んなか?大都会とも 「ん?」あーこころんなか?ゆめんなか。
  アポロくん あなたの絵は愛しくて心模様を見せてくれる。

不気味だな狙われるのは日常のつつましさや平和なところ

夏枯れていつのまにか隠れてた朝露コロンの葉っぱみっけ

届けたい言葉を紡ぎ歌ってた ひとを愛して日々を愛して
  ともやさんへ

23の夏出会ったうたの忘られぬ「死んだおとこの遺したものは」

汽笛がねカラスに告げる始発どき 懸命だった試験の朝よ


高石ともやさんが亡くなられた。
関西フォークの草分け。82才。
この世代に近い人で知らないひとはいないだろう、
受験生ブルース。なつかしいな。


深夜放送で流れてた。なんかユーモラスで そうでも考えなければ やってられないなんて思った。きっと かなしみやしんどさって そんななかで 救われたくって ひかりのほうを目指すのだろう。笑い飛ばすように。
親になって子どもが受験生になった時も 思えばそんな気持ちだったな。
 「ことばを届けたい」との思いで、いろんなところに出かけたともやさん。観客に「一緒にうたおうよ」って リードをした。ひとのいい 優しい表情。その原点はなんだろな?
 彼の初期のうた。

そう
子どもをこの世に向かえた時、わたし この歌のように祈り誓ったんだ。

戦で死んで遺す?かなしみのほかに なにがあるの?
 ほしいものは、日常の なにげない普通のありがたさ、笑顔、じゃない?少なくとも 私には 大切なものって。為政者はなぜ 繰り返すの。力に頼る。今日も弾薬庫の弾を仕込む?この 何年、増えたのは 防衛費。
何を子どもたちに教えるのか?また 戦争をする大人を作るのか?

あの頃の夜明けと今のそれは 違うのだろうか。「夜明け前の闇のなかで~」と歌ったあのころ。
現代も 格差とか不条理とか たたかっても見えない混沌としたなかで 一体 子どもを守れるのだろうか。
 ともやさん
絶え間ない希望への想い、穏やかな時代への想い、人への信頼を胸に歩き続けたひとじゃなかったのかな。。

若い頃、山に登り演劇を観て小さな純喫茶と呼ばれる古い店で本を読むのが好きだった。そんな時代を、一緒に駆けてたひとたちが ひとりふたりと
居なくなった。なにを遺したんだろう。。

懐かしい永さん。

小樽ほかで 海を守る仕事をしてた親友の夫さま。カラオケに行くと この歌を歌われたと聞いた。

そして。

最後に。
関係ないけど、このひとも焦燥のなかで逝ったという。私の夫曰く、安井かずみが死んだからだよなんていうけど、それって 。。。いやいや。。

 


長々、勝手なひとりがたりにお付き合い下さり 感謝申し上げます。
ありがとうございます。取り急ぎ なんか書きたくて書いたので未熟ですが。


拙い文章ですが ご冥福をお祈りいたします。

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