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クライアントワーカーが知っておくべき前提

以前、文章だけで累計1,000万以上稼ぐ人に会ってきたんですけど、

その人から聞いた「ビジネスの本質」の話が
えげつないぐらい勉強になったので、
自分なりにまとめてライターに落とし込んでみました。

僕はそもそも
「ビジネスってなに?」
って状態から副業を始めている。

この記事を見ている人も
問われたら意外と答えられないんじゃないかと思う。

でも、みなさんがやっているクライアントワークは立派なビジネスだし、
知らずに働いているのはどうなんだろうか。

完璧には理解しなくても、ある程度は知っておいて損はないのではないか。

本質を掴んでから、クライアントワークやコンテンツ販売に落とし込めば、

相手から
「○○さんと仕事したいです」
「○○さんのコンテンツなら買いたくなります」

となると思う。

それぐらい、ビジネスという言葉には大きな魔力があるにも関わらず、
理解できていないためうまく使いこなせていない人も多い。

前置きはこれぐらいにして、
僕が聞いてきたビジネスという言葉の意味。

ご覧ください。

 ↓  ↓  ↓

ビジネスとは

簡潔にいうなら
「AからBになりたい人を助けること」です。

簡単すぎるので、補足すると

お客さんがAという地点にいます。
そのお客さんはBという場所に行きたいと思ってます。
でも行く手段とか知識がなくて困ってる状況です。

それを助けてあげるのが
サービスだったり、
商品だったり、
相談だったり
するわけです。

ここにお金やお礼という対価が発生してビジネスが成立します。
さらに具体的にいうと

A
・30歳の男性が病院で働いている。
・奥さんと3歳になる子供もいる。
・旅行が好きで1年に1回は国内旅行にいっている。
・今年はボーナスが多く入ったから国内じゃなくて海外行けたらなーとか考えている。

これがいわゆるA

B
・海外旅行に行くんだけど、子供を初めて海外に連れていきたい
・もちろん安くすませたい、でもいいサービスも受けたい。
・結果として家族みんなで楽しい旅行にしたい

こんな状況がB

じゃあこのA→Bに行きたいときに必要・あったら嬉しいサービスってなんですか?

・子供が楽しめる外国の情報
・安く行ける旅行サイトの情報
・海外でもコミュニケーションに困らない方法

とかいろいろありますよね。

その辺の情報とかサービスに対価として報酬を払うと、
それはもうビジネスです。

つまり、
誰かの「現状から理想としている未来」にいくための手助けをしていく

これが、ビジネスを考えるうえで
欠かせない考え方になってくるんですよね。

ライターに置き換えてみたら

で、これをライターに置き換えたときに、
2パターンあるかな~って。

1つ目はクライアントをどんな未来に連れて行くか
2つ目は読者をどんな未来に連れて行くか

クライアントをどんな未来に連れていくか

1つ目だと、
例えば、クライアントが次のような状況だとして、

・内科のクリニックのメディアを担当している
・記事数が増えてきたが上位記事が少ない
・公式LINEや予約につながっていない

どんな未来にいきたいかというと

・広告打たなくてもメディアだけで集客できる
・口コミで新規のお客さんがくる
・来院数が増えて病院としての売り上げが伸びる

で、この間のギャップを埋めるために、
クライアントは優秀なSEOコンサルタントやライターを雇ったりするわけですよ。

そこで疑問なんですが、
あなたがライターの立場として、
このクライアントに何を提供できてますか?

ここを考えられないと
あなたを採用する必要はないわけですし、
代わりはたくさんいます。

例えば、

僕は医療メディアで100記事以上執筆経験があり、30記事ほど1位表示させています。
その中で商品の成約率を2%から5%まであげるお手伝いをしていました。
そこの担当者の方からは、売り上げが1.5倍以上になったと報告もいただいてます。
「記事を見て来ました〜」と言う方も増えているそうです。
無料でかまいませんので、一度メディアの詳細や方向性について確認のためにお時間を作っていただくことはできますでしょうか?

なんて文章送ってみたら、
「任せたらLINEからの予約増えるかな?」
「全体としての収益が上がるかな?」

なんて未来を想像できて、
自分の理想の未来をかなえてくれそうだなって、
思う訳ですよ。

そんで、実際に売り上げアップでもしたら、
十分すぎる価値提供できるわけですよ。

クライアントが何に困っているのかを考え抜いて、
その上で自分がどんな価値を提供できて、
どんな未来につれていけるのか。

ここを示してあげるのが
クライアントワーカーとして
もっとも欠かせない部分かなと。

前提としてこの情報を抜きにして、
「応募してるから提案しとこ」
それじゃ、甘いです。

「〇〇さんのメディアって、こうこうこうで、今こんなとこに困ってそうですね。最終的にあのレベルまで行くなら、こうゆうのやったら良さそうですね。僕やったことあるのでお手伝いできますよ〜」

こうやってクライアントに価値を提供するんです。
その対価として報酬をいただくんです。

これがまず、クライアントに対する考え方。

読者をどんな未来につれていくか

で、もう一つが読者をどんな未来に連れて行くかなんですけど、
基本的に考え方は一緒です。

Aという状態の読者がいて、Bという状態に
あなたの文章や情報で連れていく。

例えば、
・肌が荒れてるのがコンプレックス
・周りからも外見について言われることがしばしば
・いきなり整形手術をする気はしない
・手軽な化粧水の付け方やおすすめを知りたい

って状態から

・肌がもっちりしてプルプルになった
・毎朝、鏡を見るのが楽しみになった
・気になってた男の子からご飯に誘われた

この状態になりたいと思ってる。

で、あなたはその期待に応えられるかもしれない体験をしてきた。
もしくはめちゃくちゃリサーチして詳しい。

だから、私が書いた記事があなたの肌荒れ改善に
きっと役立ちますよ。

っていう感じで、読者を理想の未来につれていくために
価値を提供していくんです。

この流れが本質なんです。

僕も最初は、

キーワードもらう
それなりにリサーチして、
そこそこのライティングして
納品してお金もらう

って感じでやってましたが、

このクライアントは
・何を求めているのか
・どういう状態になりたいのか

この記事を読む読者は、
・今どんな状態で
・どんなことに悩んでで
・将来どうなりたいのか

を徹底的に考えてたら、

いつのまにか
「記事の質めっちゃ高いですね」とか
「つい、最後まで読んじゃいました」とか

さらには
「たもつさんにしか頼めません」って言って
単価を倍にしてくれた
クライアントもいました。

まぁなにが言いたいかというと
「悩んでる人がいて、
その人はどんな状態になりたいのか」

を考えることです。

相手がクライアントでも読者でも本質は同じです。

何も考えずにやってる人と比べたら、
ちょっと意識するだけで、1歩どころか50歩以上抜け出せます。

同じタイミングでライター始めた人や
すでに前を走っている人にも
追いついて、さらに追い越して差をつけられるんですよね。

最後に

僕が聞いた話はおそらくビジネスの「ビ」ぐらいだと思う。

それでも心臓がバクバクするぐらい
「なるほど!」と思ったし、

これを知ってるのと知らないのとでは、
雲泥の差になる。

何回も言ってますが、
「現状から理想としている未来」にいくための手助けをする

そのためには相手がどんな状況なのか、
どうなりたいのか

この辺をしっかり理解しておく必要がある。

いろいろ書きましたが、

少しでも考え方が変わったり、
おもしろかった

って思ってくれたら、
DMとかで感想をいただけると嬉しいです。

いや、それは的外れだよって意見でも大丈夫です。

こんなnoteも書いてるのでぜひ。


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