アメリカ経済の現状って、こんな感じというデータ

アメリカ経済の現状を知るには様々なデータを比較して、その推移と予想される推移とを見比べて、どのような傾向となっているかを可視化して行く必要があります

過去のデータの見方にも様々な視点があり、同じデータでも視点を変えると全く違う傾向を読み取ることが可能となります

たくさんの専門家やマスコミなどで共有されているような見方や分析、予想などは全て市場には織り込まれていることから、その視点から見て投資判断していても、それは既に織り込まれていることから投資戦略には全く役には立たず、市場のコンセンサスと同じ見方や分析、予想となっているなら

S&P500一択じゃね?

となるだけです

2021年までのデータで比較すると過去15年の平均利回り、つまり運用利回りで比較するとプロのファンドマネージャーが運用しているファンドでS&P500を上回るのは僅か10%しか無く、つまりはファンドマネージャーの90%はS&P500の利回りには勝てないという結果となっています

まさにランダム・ウォーク理論通りの結果ではありますが、この傾向は強まる傾向が続いておりミクロ経済学における完全競争市場の価格決定のメカニズムが株式市場で働いていることが可視化されるデータとなっています

株式市場はミクロ経済学における市場分析の完全競争市場が実現していると可視化されるデータとなっていますが、そもそもが金融理論とは株式市場で完全競争市場が実現していることが前提として理論は構築されており、身も蓋もない現実とはなりますが、完全競争市場で形成される価格とは理論通りとなることから株式市場平均の利回りを上回る理論など、そもそも存在しない訳です

それゆえにプロのファンドマネージャーがどのような理論で株式市場に立ち向かっても90%は負けてしまう結果となっている訳で、そもそもが理論通りに推移する株価を上回る理論など存在しないことから、株式市場の平均利回りを超えようと考えること自体が無謀なチャレンジとなっているのです

つまり個人投資家は経済指標や様々なデータを見て投資判断するよりS&P500一択という投資戦略が圧倒的に有効となっているのが客観的な事実となります

ただ、それを言っていては人間の知恵や経験、判断能力は無意味化して行くことから株式市場の平均利回りにチャレンジして行くことに大きな意味はあり、それこそが人間の進化の過程と考えます

で話は逸れましたが、つまり専門家やマスコミなどで共有されている見方や分析、予想には1ミリも意味は無く一円の価値も無い訳で市場のコンセンサスと同様な見方や分析、予想しか出来ないのなら

S&P500一択じゃね?

となる訳です

で、長くなりましたが前ふりは、この辺にして本題に入ります

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