食の好みが変化することについて
子供が苦いものや酸っぱいものが苦手な理由は、
本能的に、それらは危険なものであると認識しているのだそう。
確かに、食べることができないものは苦く、腐っているものは酸っぱい傾向あるな。
大人になるにつれ、苦みや酸味の中には危険じゃないものもあると学習することによって、食べられるようになると聞いたことがある。
では、若いころには決して好きではなかった、歯ごたえのある、お煎餅やおかき、豆菓子が好きになってきたのはどういうことだろうか。
物理的に考えて、年齢とともに歯が弱るのだから、苦手になっていってもよさそうな気がする。もはや、かつてはあんなに好きだったバターたっぷりの柔らかいフィナンシェにもう魅力を感じない。
おかきの中でも、私が特に好きなのは「ブルボン 味ごのみ」
小袋に入っていて、おかきやアラレ、豆菓子のバランスがたまらない。1980年に発売開始されたらしい。当時あまりおかきには興味がなかったにもかかわらず、おいしいと話題になったのを覚えている。それでも当時は、チョコレートの方がはるかに魅力的だった。
あとは、「三幸製菓 つきたてミックス」
歯ごたえたっぷりの、多種多様なお煎餅が入っていてたまらない。
今は、チョコレートとは比較にならないほどだ。
お菓子の他にも、味覚の変化がある。
スパイシーなものが苦手になってきたこと。
激辛好きというほどではなかったけど、辛いものは好きだし、食べていた。
ワサビ、辛子、唐辛子やカレーのスパイス。
好きなのには変わりないんだけど、苦手になった。
好きなのに食べられない。これは、とても悔しい。
ココ壱番屋では甘口を選ばざるを得ない。
ついつい買ってくる、ワサビが入ったドレッシングは、結局食べれない。
なぜなんだ。
これについても、理由が知りたい。