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命の授業
息子が通っていた中学校で当時、学年主任の先生が、
「命の授業」
というのを企画してくれた。
まず先生から親に、自分の子供に宛てた手紙を依頼する。
生まれた時のこと、名前に込めた思い、幼いころのエピソードなどをふまえて、子供に対する気持ちを手紙にしたためてもらう。
それを、教室で先生から、
それぞれの子供に渡し、その場で読ませる。
涙する子供、ニコニコ笑顔の子供、・・
そして、友達同士で見せ合いっこしては、さらに涙し、笑顔がこぼれる。
教室が、感動でいっぱいになったそうだ。
後からの先生の報告の手紙には、
「その場に居合わすことができて、幸せでした」
と書いてあった。
その後、この授業の感想文と、親に宛てた手紙を書いてもらったとのこと。
先生からの報告の手紙には、その子供達の感想文の一部抜粋も書かれてあった。子供達の喜びが伝わってきて、ほっこり。
報告の手紙には、息子から私に宛てた手紙も同封されていた。
反抗期真っただ中、まともに話などできない状態だった。
しぶしぶ書いたんだろうね、2行くらいのそっけない手紙だった(^^;
いいのいいの。そんなもんよ。
ただ、今でもこの「命の授業」を企画してくださった先生には感謝している。
まずは、親の気持ちを息子に伝える機会を下さったこと。
そして、なによりもすごいと思うのは、それを友達同士で見せ合いっこする機会を、子供たちに与えて下さったこと。
友達はそれぞれ、自分と同じ様にとても大切に思われている。
幸せでいてほしいと心から願っている家族がいる。
その背景やその子の歴史を知ったら、イジメなんてできないんじないかな。
人はそれぞれに貴重な存在であり、大切にされるべきなんだと、心に残ると思う。理屈じゃなく、心で理解できるよね。
先生、ありがとうございました。