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バーテンダーししょーの町歩き🚶新潟県小千谷市編

以前にも少し紹介したかもしれないが、もともとは小学校からの同級生と2人で不定期でラーメンを食べに遠征し、その土地を散歩したり、カフェなどでお茶を飲んだりして堪能すると言う企画をやっていた。

それに2024年の8月頃から2人メンバーが加わった。1人は高校時代のブラスバンドの後輩で私にクラリネットを教えてくれた、バーテンダーししょーの師匠でもある。
※当時、最初に渡されたトランペットが、あまりにも下手でコンバートされて、2年生の時にクラリネットになったのだ。それにより後輩に教わることになる。

もう1人は、その後輩がいった大学で出会った、同じ柏崎市出身の同級生。なので、私より1つ年下。

彼女たちが入ってからは、彼女たちの主導のもとにより、1ヵ月に1回が定番となった。

大抵どこかの日曜日に開催している。日曜日はみんな休みなのもあるし、私の都合で、土曜は子供の習い事に付き合わなければいけないし、日曜はもともと昼は仕事をなるべくしないでいいように1週間の仕事を調整しているので、遊びやすいのだ。それに私は月曜日が休日なので、日曜日だと翌日に向けてのテンションが上がっているのだ。普通の人で言う土曜日のテンションである。

しかし、昨日は家のこともやってから出かけなければいけなかったので、早起きしてカレーを作り、家族の夕飯をちゃんと用意していったのだ。こういった家事をしっかりやらなければ、妻や子供からも自分だけ外出することにいい顔はしないであろう。

自由に動くためには普段からこういった家事をきっちりやっておくことが重要である。

幸か不幸か、今週は暇だったので、仕事も少なく、前日の夜も割と早く帰って来れて、早起きも苦ではなかった。しかし売り上げが少なく、懐はちょっと寂しい・・・

しかし、そんな状態でも、この企画は毎月楽しみにしていて断りたくないのだ。

やはり、普段見ないものがある外での刺激が、仕事の話のタネになるだけでなく、新しいアイデアも生まれることが多く、何より楽しいからである。

さて、そんな前置きは、とりあえずこの辺にして、写真を中心に紹介していこう。


まずは朝早起きしてカレー🍛を作る。
なんとか出発の10時に間に合わせた。
ラーメン屋が入っていたビルの中に
物産や資料館があり、そこも散歩した。
小千谷市は、片貝町も合併したので
花火の4尺玉が飾ってあった
ラーメンを食べた後、散歩が始まる。
すぐ近くの川に鴨が泳いでいて
非常に愛嬌があった。
川や、川岸の住宅や建物を見ながら、
あれはどんな生活文化が
あるんだろうと想像する。
この位置で、鴨を見ながら
TikTokライブの生配信をしていたら
初めていくつかコメントが来て楽しかった。
30分ぐらいずっとここにとどまっていた気がする。
それだけ鴨と川に見入ってしまった。
すごく散歩に適した街だなと思った。
この緩やかなカーブが何ともいえない
美しさと落ち着きを醸し出している。
ちょっと見づらいが
端っこに鴨が集まっている。
店と家を兼ねた建物が多かった。
偶然にも行こうとしてたカフェは
ラーメン屋に近かったので、
そのまま歩いて行くことに。
歩かないと入れない場所にあった。
今もやっているのかはわからないが、
こういうスナックの看板が好きである。
人臭さがにじみ出ていて、
どんな人が来るのか想像させる。
歩いてたら見つけた置物のたぬき。
到着。
最初は古民家カフェみたいなものだと思っていたが思いのほか、立派な建物でびっくりした。
よく見たら、有形文化財に指定されていた。
こういう坂道が大好きである。
以前、タモリさんが書いた本
『坂道美学入門』を読んだこともある。
下に紹介しておこう。
中の写真はあまり撮らなかったが、
中も非常に文化的で、
昔の生活文化がよくわかる造りであった。
トイレも風流さがあった。
もともとは、このメニューのInstagramが
流れてきて行ってみようかなと思った。
知らずに行ったが、行く価値があったなぁと
改めて思った。
読みづらいが、
『東忠』
と言う店である。
そのまま、街歩きをしていたら、
急な細い坂道の中、装飾がしてあった。
こういう部分にこそ散歩の愉しさを感じる


車も通れないような細くて急な坂であった。
歩いてると冒険心が騒いで
そういうところばかり行きたくなるのだ。
坂の多い街であった。
福山雅治さんも、
坂の多い長崎をぜひ歩いてほしいと言っていた。
近くにお寺があり、広大な墓地があった。

他にもアーケード街のある本町などを歩いたりした。やはりシャッターが降りているところが多く、どの街も商店街は廃れていっているのかもしれない。空き家や使われていない建物も多く見た気がする。

皮肉にも、それを散歩しながら『レトロ』とか『ノスタルジック』とか言って愉しみに変えてしまうところもあるのは矛盾も感じるところであるが、そういったものを見て、自分だったら、『どう活用しようか』などとも考えてみたりする面白さもあり、街歩きがやめられない。

小千谷市を探索しながら思ったのは、店舗一体型の家が多かったことや割烹旅館のような泊まれる料亭が多かったようだ。

川沿いを歩きながら、その穏やかさや自然の音を町屋の窓から食事をしながら見ていたのではないかという造りの建物が多かった。もし自分が小千谷に住んでいたら、そういった建物のリノベーションなどに挑戦してみたかったなぁと思った。

まだまだ紹介したいのだが、ついつい写真を撮りそびれてしまったところがあり、今回はこんなところである。


また、次回を楽しみにしてもらえたら幸いである。

最後に余談だが、その夜、誰も来ない日曜日に思われたが、常連の子が来てくれて、今日の街歩きの話になった。

それを聞いて、行ってみたいと言っていた。

街の文化を伝えて、そこに人が行けば、それだけでも、また自分が行ったことが役に立ったのではないかと思う。

ついでだが、当店も街歩きの中のスポットの1つになっていければなぁと思う。

そのために、いつでもふらっと来れるよう、予約などは受け付けていない。

思い立ったときに、ふらっと歩いてきて欲しいから・・・🚶

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バーテンダーししょー(バーテンダー、経営者、文筆家)
いつもありがとうございます。いただいたチップは、当店の設備投資に使わせていただきます。読者の皆様にいつか、当店にお越しいただいた際、より洗練されたお店に感じてもらえたらと思います。また応援よろしくお願いいたします。