産後ケア事業:妻が絶賛。育児の悩みや不安を一気に解消! #21
「産後ケア事業」というものをご存知でしょうか?
先日妻がこの制度を利用し、
「めっちゃ良かった!」
と熱弁していたので、今回は産後ケア事業の紹介をしたいと思います。
産後ケア事業とは?
対象者
出産後、体調不良や育児不安などがあるお母さんとその赤ちゃん。
産後の利用可能期間(~生後1年までなど)については、自治体によって異なります。
サービスの種類
産後ケア事業の中には、以下の3つのサービスがあります。
なお、各市区町村によって、提供されるサービスの内容や利用料などは異なるので、お住いの自治体にてご確認ください。
・宿泊型(ショートステイ)
病院や助産所などの施設に宿泊して休養しながら、心身のケアや育児のサポートを受けられます。
・通所型(デイサービス)
病院や助産所などに通って、個別又は集団で心身のケアや育児のサポートを受けられます。
・居宅訪問型(アウトリーチ)
助産師や保健師が自宅に訪問し、個別に心身のケアや育児のサポートを受けられます。
我が家の利用に至った経緯
僕の仕事の都合で、ある週末に2日間不在となることが決まり、その間妻がワンオペ育児となってしまうため、産後ケア事業の宿泊型(ショートステイ)の利用を検討することになりました。
産後ケア事業には、「体調不良や育児不安などがある」ことが条件と書かれてはいましたが、具体的にどのような状況であれば利用していいか分からなかったので、住んでいる自治体に相談したところ、我が家のような状況(2日間ワンオペ育児が発生)でも利用できると分かり、実際に利用しました。
利用したサービスの内容
妻と娘が利用したサービスの内容は、箇条書きにすると次のようなものです。
医療機関:総合病院
期間 :1泊2日(最大7日まで利用可能!)
滞在時間:1日目10時〜2日目19時
病室 :完全個室(シャワー室完備、部屋綺麗)
食事 :5食付き(1日昼夜、2日朝昼夜※栄養バランス良いが量は少なめ)
利用料 :5千円程度
滞在中、子どもは母親の意向に応じて病院が預かってくれます。
例えば、終日預けても良いですし、授乳時以外は預かってもらう、また、基本は病室で子どもと一緒に過ごし、預かって欲しい時に預かってもらうということもできるので、とても柔軟に対応してもらえます。
妻は、夜間のみ娘を預け、日中は病室で一緒に過ごしていたそうです。
夜間にぐっすり眠れて疲労が取れたことも良かったのですが、それ以上に助産師さんが何人も近くにいるという安心感は半端ではなかったと話していました。
普段育児をしている中で、「これってどうなんだろう?」、「病院で一度診てもらった方がいいかな?」と考えることがありますが、産後ケア事業で宿泊型を利用すれば、その場で不安なことや疑問点をすぐに質問でき、悩みを解消することができます。
また、我が家は混合育児ですが、その場合、母親の母乳量が十分に出ているかの確認も行ってくれます。さらに、母乳の出を良くするマッサージも受けることができ、妻はとても満足していました。
利用を悩んでいる場合は、自治体に相談しよう!
妻は産後ケア事業を利用後、「積極的に(制度を)使うのは申し訳ない気がしていたけど、悩みを相談できるし、体力は回復、リフレッシュもできるなんて、もっと早く利用してみれば良かった!」、「これから知り合いで出産した人がいたら、是非利用を勧めたい!」と熱弁しておりました。
産後ケア制度の存在は知っているけど、「利用してみようかな、、、どうしようかな。」と悩んでいる方、「この記事で初めて知ったけど、自分も利用できるかも?」という方がいましたら、試しに一度利用してみてはいかがでしょうか。
体験して知ること、分かることも多いと思いますので、ぜひ、お住まいの自治体ホームページから確認してみてください。
ここまでお読み頂きありがとうございました。