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メタボロミクスと攻撃性:代謝産物から攻撃性を予測する

人間何かと腹落ちしたい生き物だと思う。夜9時の犯罪ドラマのようにスマートに証拠を示されれば、大概のことは納得できそうな気がする。医学的には様々な内科疾患のバイオマーカーというものがある。癌であったり、心筋梗塞だったり、様々な生理学的指標が確立されている。では精神科領域では内科のようにはっきりとしたバイオマーカーはあるのだろうか。今回取り上げる論文は、攻撃性のバイオマーカーについて論じたものである。

攻撃性の生化学的バイオマーカーの発見:精神医学におけるメタボロミクスの役割
Discovery of biochemical biomarkers for aggression: A role for metabolomics in psychiatry

この論文によると、多くの代謝産物を調査することで攻撃性を予測できる異可能性があるとのこと。

具体的には、セロトニン、ドーパミン、コルチゾール、GABA、MAO、炎症性サイトカインなどの複数の指標を同時に調べるメタボロミクスという手法で攻撃性が予測できるのではないかと論じられている。

Q: メタボロミクスってなに?

明日目を通す論文:
標的メタボロミクスはうつ病の回復を予測できるか? CO-MED試験の結果
Can targeted metabolomics predict depression recovery? Results from the CO-MED trial

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