イノベイティブな仕事は仕事や会社との相性で決まる?
昔に比べて転職も一般的になったけど、転職してうまくいく人もいればいかない人もいる。
私自身のことを振り返っても仕事のパフォーマンスは、どんな仕事をするかという仕事との相性や、どこで仕事をするかという組織との相性がありそうな気がする。そこで読んでみたのがこの論文。
個人と組織の 適合性、個人と仕事の適合性、および革新的な仕事の行動との関係を調査する: 組織市民権の仲介的役割 …
Investigating the relationship between person-organization fit, person-job fit, and innovative work behavior: The mediation role of organizational citizenship …
この研究では、インドネシアの金融機関職員200名を対象に仕事との相性や組織との相性、さらには組織市民行動(自分の業務ではないことも自主的に行うこと)が仕事でのイノベイティブな行動にどうつながるかについて調べたもの。
結果を示すと、仕事や組織との相性が良いほど、イノベイティブな行動に繋がりやすく、予想とは反対に組織市民行動はイノベイティブな行動に関係しなかったとのこと。
Q: 役に立たないマジョリティでいる役割を引き受ける仕事もあると思うがどうなんだろう?どんな組織でも必ず無益な8割が生じるから、なにかそこには存在する意味があるんじゃないだろうか?
明日目を通す論文:
The pointlessness of Pareto: carrying Coase further
パレートの無意味さ: コースをさらに運ぶ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?