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社会不安が強い人がSNSに求める設定とは?

デジタル時代の社会的不安:オンライン安全追求の測定と後遺症

Social anxiety in the digital age: The measurement and sequelae of online safety-seeking

社会不安障害というのはけっこう大変な状態で、買い物にしても上司と話をするにしても、断崖絶壁、もしくは1万人を目の前にしてスピーチをするような、訳の分からない不安感が襲ってくる(若い時の一時期、私もそうだったので、とても良く分かる)。

ではこういった社会不安が強い人というのはSNSでどんな風に振る舞うのだろうと思い、この論文を読んでみる。

この研究では、一般人を対象に社会不安の程度やSNSの設定に求める条件などを聞き取り、社会不安が強い人がSNSの設定に何を求めているかについて調べている。

結果を示すと、やはりプライバシー設定が最も大事で、自分のことを明らかにする不安があることが述べられている。

ちなみにこの研究で用いられたSNS希望設定質問票は以下の通り。各項目1点(全く必要ない)から7点(絶対必要)で、点数が高いほど社会不安が高かった、とのこと。

1.伝えたいメッセージを作る時間を確保できる。
2.相手が知る情報の量をコントロールできる。
3.自分の視覚的な面を隠すことができる。
4.自分のプライバシーを最も効果的に保護することができる。
5.人工的だが好印象を与えることができる。
6.最高の自分を表現できる。
7.現実離れしたポジティブな自分を作り出さないようにできる。
8.現実離れしたネガティブな自分を作り出さないようにできる。

Q: SNSのアイコンってその人の基本的な属性が現れてるような気がする。例えば経営者や政治家は顔がアイコン面積に占める割合がどんと大きい。アイコンで性格がわかるような何かってないんだろうか?

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