アロスタティック負荷をヨガで軽減する?
人間は泣きながら生まれてくるが、生まれたあとも結構泣きたくなるようなことは多い。こういった泣きたくなるような出来事が累積的に溜まっていくと、体というのは悲鳴を上げ始めるものらしい。
社会的ストレスや身体的ストレスはポイントカードのように累積され、ポイントごとに体質が変化して行ってしまう。こういった変化はアロスタシスと呼ばれ、どの程度変化したかの指標はアロスタティック負荷と呼ばれる。今回取り上げる論文は運動やヨガでこのアロスタティック負荷を軽減できるのではないかと論じたもの。
アロスタティック負荷の指標は以下に示すようなものであるが、これらの指標が運動やヨガ、抗不安薬などの薬物療法で軽減しうることがいくつかの研究から示唆されていると。
ヨガや運動で良くなるというのは、まあそうだろうなという気もするが、これらの具体的な指標は健康診断でもわかりそうなものがいくつかあって興味深い。
Q: 他にもなにかいい指標がないだろうか。あるいはアロスタティック負荷を減らすためにはどれくらい時間が必要なのだろうか。
明日読む論文:
アロスタティック負荷をターゲットとした介入のスコープレビュー
A scoping review of interventions targeting allostatic load