朝晩の暗がりに明るさと安心を おすすめミニLEDライト
朝晩がめっきり暗くなり、季節はすっかり冬ですね〜〜。小さなLEDライトが活躍する季節です。
朝晩が暗いこの季節は、足元が不安定な場所こそ足元が見えにくいもの。早朝や夜間の暗がりで不意に他人を脅かさないためにも、自分の位置をあらかじめ周囲に知らせるライトの点灯は有用である。何よりも災害時や停電時における灯りの存在は、自分の命を守り他人の命を救うための手助けになる。ライトがあるという安心感から心に少しのゆとりも生まれる。
単4電池一本で長く使える手のひらサイズのLEDライトを愛用して20年以上の私からすると、持っていて不便なことは一つもございません。必要な時に手元でちゃんと光ってこそのライトだが、何を隠そう、普段から電池残量や輝度をチェックしつつ常時LEDライトを持ち歩いているのだ。
基本的には車のキーホルダーに常駐させ、いつも一緒。常に2本持ち歩いていて、予備電池も持って歩いているから、見方次第では怪しさ満点(!)である。
キーホルダー型の小さなLEDライトなら100均にもあるよなーと思った方はご注意。100均LEDライトの多くはボタン電池3個使用など、長時間使用を念頭においておらず緊急時にやや難があり、防水性、耐衝撃性など耐久性についても不安が残る。おすすめはホームセンターなどの懐中電灯売り場に並ぶ1,000円前後の商品である。明るさを示す単位「ルーメン」の値が大きければ大きいほど明るいので、価格と相談しながらできるだけルーメン値の大きなモデルを選んだ方がよい。しかし一番大切なのは、災害時での使用を念頭に、単3や単4電池など、比較的いつでも交換電池が入手しやすい、汎用性の高いタイプを選ぶことである。
その昔、マグライト、ミニマグライトにハマったという人は、うーんあまりいないか、いや私はハマりました。オレンジ色の暖かな光はけして長持ちしなかったし、球切れもしょっちゅう。ただ、アルミ削り出しの本体は頑丈で、防水性能も高く、長く使えるライトだった。事実、25年近く使っているペン型は(さすがに明るさがLEDと比べると段違いに暗いながら)いまも現役である。
そのマグライトシリーズ、なんと近頃は完全にLED化している。一本ほしいなあ〜と、ついつい物欲に負けそうになりそう。
マグライトといえば、映画「セヴン」ですよ。おぼえているだろうか?大男が料理の皿に突っ伏して殺害されている凄惨な現場を訪れたミルズ刑事、サマーセット刑事の2人が大きめの懐中電灯を手にしているのを。あれには単1電池が3本使用されているが、ライトそのものがアルミ削り出しで重く、まさしく鈍器そのものである。単1電池2本タイプは日本の量販店等でもよく販売されていたが、マグライトにはさらにもっと長いタイプが存在する。単1電池4〜6本使用のロングタイプである。
トンファーのような持ち手のオプションを装着することで完全に武器としての使用を想定されていて、不用意に持ち歩いていると職務質問から軽犯罪法違反の容疑で任意同行間違いなしの代物である。もし購入しても、むやみに持ち歩かないように。
なおペン型ライトの所持でも、あらぬ嫌疑をかけられる事案はあるので十分にご注意いただきたい。できれば職質に備えて身分証として防災士認証状などを常時携行しておくのがいいかも??