見出し画像

障害者雇用が社内ニート前提で採用される理由を考えてみた

障害者雇用は、社内ニート状態(暇な時間が多い)が多いと言われますが、どうしてなのでしょうか?

そこで今回は、障害者雇用の社内ニートが多い理由をサックと分析していきます。

※今回の内容は、障害者には目を背けたくなる様な事も書いています。ちなみに、プロフィールに書いてある通り、私は障害者です。


障害者雇用が社内ニート前提で採用される理由:① 法定雇用率

会社が障害者を雇う1番の理由は、法定雇用率を守る為なのは否めないでしょう。

経営者側からすれば、最低限の意見しか言わない&能力が高い人物を求めています。

そうなると、空気を読めない&IQが低い傾向にある障害者は、自ずと避けられてしまいます。
(障害者の中でも、身体障害者の雇用率が高いのは、そういう事かなと。)

それでも法定雇用率を下回ると、会社は罰則(罰金や厚生労働省のHPに記載されるなど)を受けるので、仕方なく障害者を雇用するというのが残酷な事実です。

また、今年の4月(2024年4月)から法定雇用率が、2.3%から2.5%に上がった事で、社内ニートが増えていると推測します。
(おそらく私もその1人)

障害者雇用が社内ニート前提で採用される理由:② 助成金

障害者を雇用すると、様々な種類の助成金がもらえます。
(気になる人はググってみてください)

障害者を雇用する事によって、罰則を受けない&お金が貰えるなら、一石二鳥ですよね。

ただ、障害者を雇う事により助成金が貰えるという事は、障害者を差別しているって言っているようなものですけどね・・。

障害者雇用が社内ニート前提で採用される理由:③ 安い給料で雇える

法定雇用率&助成金以外で挙げるとしたら、安い給料で働かせる事ができるという点もあるでしょう。

経営者からすれば、人件費は安いに越したことはありません。

その為、大した仕事でなければ、安く雇える障害者を雇用して人件費を削減するという事になるのです。

障害者雇用が社内ニート前提で採用される理由:④ 同じ会社の障害者雇用の人が優秀

これは完全に個人的な理由かもしれませんが、自分より前に会社に所属している障害者雇用の方が優秀であるおかげで、ポンコツな私でも採用されたと考えております。

一方で、他の障害者雇用の方が優秀だからこそ、自分が何もできなくても問題ないという前提で雇用されたともいえるわけで・・。

集団は優秀な人で固めるよりもできない人間が少しいる方が良いと言われますが、それを体験しているといったところですね。

⑤ 最後に

今まで障害者雇用をする企業を悪くいってきましたが、障害者本人をしっかりと評価して採用している企業もあります。(あると信じたい)

しかし、法定雇用率の罰則&助成金がないと、障害者は雇ってもらえないという残酷な現実もあります。

生活保護を貰う以外は、基本的には仕事をしないと生きていけません。
(障害者年金では少な過ぎます。)

これらの現実を踏まえると、障害者雇用は社内ニートを受け入れて働き続けるしかないのでしょう。
(勿論、限界はあるので、どこかで区切りはつけないといけませんが)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?