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故郷ではない土地の郷土料理を作る(はっと汁)

「寒い」じゃなくて、
「冷たい」よ〜〜!!!!

最大の寒波というニュースをみて震える。
(寒くて震えてもいる)

あったかいものが食べたい。
日曜は起きてすぐ、はっと汁を作ることにした。

完成系はコレ。コレを作るnoteです。



はっと汁は宮城の郷土料理

数年前、大学時代の友人がうちに泊まりに来た。
宮城出身の彼女が「泊めてくれたお礼に」と作ってくれたのが、はっと汁。
モチモチした食べ物が好きな私は、以来ことある事にはっとを捏ねる。

小麦粉と水を混ぜて捏ねたものが『はっと』。
これを、出汁で旬の野菜と鶏肉を煮込み醤油で味をつけた汁で煮込んだのが『はっと汁』。

「郷土料理」ときくと敷居が高く感じるが、
友人は「はっと汁は家庭によって味が違うからテキトーに好きな味に作ればいい。私の家ではきのこをたくさん入れる」と教えてくれた。

「家庭によって味が違う」って良いな。
そのキャッチーさに安心して、私は『けんちん汁にはっとを入れる』くらいの軽い気持ちで作っている。


自己流はっと汁の材料

 《具材》
・にんじん…1本(半月切り)
・大根…1/4本(いちょう切り)
・長ネギ…1本(斜めに切る)
・ごぼう…1本(斜めに気持ち厚めに切る)
・しいたけ…多め(薄切り)
・しめじ…多め(ほぐす)
・まいたけ…1/2株(ほぐす)
・鶏肉…1枚(1口大に切る)
・油揚げ…1枚(短冊切り)
《汁と味付け》
・ごま油…ちょい
・水…鍋がタポタポになる量
・本だし…うまいと感じる量
・しょうゆ…フィーリング
・みりん…フィーリングだけどしょうゆの1/3位
・塩…味がシメる量

《はっとの材料》
・小麦粉…1カップくらい
・水…1/2カップくらい?勘で少しづつ入れよう。

野菜は好きなものを入れていい

宮城の方が見たら「は?」と思うのかもしれない。
本当に好き勝手に作っている。

土臭さが汁の美味さを際立たせるので、ごぼうは厚めに切るのが好き。


自己流はっと汁のレシピ

《はっとを作る》←先にやっとこう、寝かすから。
①ボウルに小麦粉を入れ、ビチャビチャにならないよう様子を見ながら水を加え捏ねる。
②なんとなくまとまり耳たぶくらいの柔らかさになったら、濡らしたフキンで覆って室温で寝かす。
※友人曰く、"耳たぶの柔らかさ"がミソ

《汁を作る》
①鍋にごま油を敷き、鶏肉を炒める。
②鶏肉の色が変わったら、具材を全て入れる。
③全体に油がまわったら、鍋へ水を入れる。蛇口から直で、飲みたい量入れていい。
④アクが出てきたら掬い、根菜に火が通るまで煮込む。
⑤ここでまな板とか洗おう、後で楽だから。
⑥寝かしておいたはっと生地を起こす。
⑦はっと生地を鍋にちぎり入れる。1口大にちぎって、ちょっと潰し伸ばす。ナンみたいなカタチをイメージ。
⑧火が通ると、はっとは少し透明になって浮いてくる。そしたら味付けしよう。

《味付け》
これは好み。
今回はたぶん6カップくらい水を入れている。
まずだしいれよう。
・ほんだし…大さじ1.5くらい
だしのうまみを感じたら、味をつける。
・醤油…大さじ2.5
・塩…小さじ0.8くらい

で味をつけたらちょっと塩っぱくなったので、
・みりん…大さじ1くらい
で馴染ませた。

完成!
30分寝たはっと

はっと汁を食べよう!

和の御膳になった

和食って嬉しいね〜!!!
菜の花が安かったので胡麻和えにしてみた。
生姜焼き、肉に切込みを入れれば丸まらないのは分かってるけどやらない。
生肉に触れた包丁はできるだけ産みたくないので。

旬の食材とあったかい汁が並ぶと、
食卓が豊かになる。

はっとはちぎり入れたおかげで、食感にバラツキがあって楽しい。もちもちツルン。

好きだなあ、はっと汁。
たくさん作ったから、今日も帰ったら食べられる。


(日記)日曜は本を2冊買った

会社に外国籍の人が多く、チャット上ではDeePLとチャットGPTで補正した英語で会話している。
直接話す機会があり、もっと英語が喋れたら…と歯がゆい思いをし、生まれて初めて自発的に英語のテキストを買った
座学はめっぽう苦手だけど、社会人になってからは実用的なモノに対して知識欲を感じる。

石田衣良さんは好きな作家で、まだ読んだことの無いタイトルが書店でピックアップされていたので買った。29歳の女性が主人公だそうで、そこも通ずるものがあって嬉しい。
通勤時間に読もう。電車で本を読むのはカッコイイから(そのマインドがダサいよ)

作家は石田衣良さん、北方謙三さん、島本理生さんが好き。
濡れ場がイイと「好きな作家さんだなあ」と思う。
心情描写が丁寧なやつ。

楽しみだなあ読むの。

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