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自分を好きになる方法

『自分のことは好きですか?』
こんな質問されて、どれぐらいの人が『好き』と答えるだろう。

私はあまり自分のことが好きではない。
でも好きになりたい。

別に自分に酔いたい訳じゃない。
自分の存在を認めたいんだと思う。

高校1年生のときの作文を読んで、
高校生のときから、自分のことを好きになりたかった
というのが分かった。

そんな自分を思い出した作文です。

タイトル【自分を好きになる方法】
 そんなものがあるのかなぁ。                                    
                                                              
 人間は人に嫌われるまいとして生きているように思える。人に良く見られようとしている。でもそれは仕方のないことかもしれない。大人の世界では左遷など小人の世界ではいじめがまっている。みんな生き延びていくために・・・

(中略)

  まわりばかり見ていたけど本当にいやなのは自分自身。短所はいくらでも出てくるけど長所はなかなか出てこない。何でもマイナスに考えてしまう。私は自分のことを好きになりたい。そのためにはどうしたらいいか。物事をプラスに考えよう。みんなはみんなで、それがよいと思ってやっていると思うから否定するのはやめよう。そして自分を好きになる。

高校1年生の自分

最初は、私が感じる人間の愚かな部分を書き出しているが、結局、一番イヤな人は自分自身と言っている。

だけど自分を好きになりたいと願っている。

内容を箇条書きでまとめるとこんな感じ

  • 人は良く見られようとして生きている

  • 人間は偉そうで小さな生き物に殺される

  • 人間は愚か

  • そんな人間の一人であることに嫌悪感

  • なんのために生きているのか

  • 私は集団が好きではない

  • グループに属さない方がみんなと仲よくなれる

  • いつの時代も人は流行に乗せられやすい

  • 流行についていこうと必死

  • 結局、人は一人ぼっちが怖い

  • ほんとにイヤなのは自分自身

  • みんなはそれぞれ良いと思って行動しているから否定をやめよう


10代の頃から、人は人、私は私、
人と比べるのはやめようと思っていたのに、
結局、人と比べ続ける人生を歩き苦しんできた。

自分の無価値感を感じ、人より劣っていると感じ、それでも何かを見つけようとしている。

今の子供たちは、抱えてる悩みを吐き出す場所はあるのだろうか。昔と違い、SNSが普及して周囲から入ってくる情報があまりにも多い。

そんな中でどうやって人と比較しないで過ごしていけるのか。

自分が10代のときにスマホが無くてよかった

そんなことを思った。
おそらく私は、もっと思い悩んでいただろう。

大人になった今、
昔よりは自分が受け入れられるようになった。
まだ『好き』とは言えないが、こんな自分もありかなって思うようにしている。

自分のマイナス部分に目が行きがちだけど、自分の良いところを見つめよう。

生きていくのも捨てたもんじゃない。


以下、全文です。
興味がありましたら、読んでみて下さい😊

タイトル【自分を好きになる方法】
 そんなものがあるのかなぁ。                                    
                                                              
 人間は人に嫌われるまいとして生きているように思える。人に良く見られようとしている。でもそれは仕方のないことかもしれない。大人の世界では左遷など小人の世界ではいじめがまっている。みんな生き延びていくために必死だ。人間は生き物の中で一番強い感じがするが実際は自分よりずっと小さいハチなんかに簡単に殺されてしまう。なんて弱いんだろう。また最近テレビの話題に殺人関係が多く見られる。気にくわないやつがいたらすぐ殺しちゃう。なんて愚かなんだろう。私はこんな人間の中の一人なんだと考えたら生きているのがばかみたいに思えてきてしまう。

 なんのために人は生きているんだろうなんて考えていたらそのうち死んでしまう。その答えが出せるのは自分だけなのだろうか、それともそんな問に答えなんてついているのだろうか。
 私は集団というのがあまり好きではない。グループがいいなと思わないし無理に入ろうとも思わない。強がりと言うならそれはそれでかまわない。小学生のときもいくつかグループはあったが私はどれにも入っていなかった。別にいじめられていたわけでもない。そんなのに入らない方がみんなと仲よくなれる。そんなもんだろう。

 いつの時代にも流行はあるものだ。みんなそれにのせられやすいし、ついていこうとがんばっている。今の女子高生の格好を私は少しもいいとは思わない。なにがよくてみんな同じ格好をするのだろう。結局人は、一人ぼっちにならないために集団をつくるのかなと考えた。人間て弱い生き物ですね。

 まわりばかり見ていたけど本当にいやなのは自分自身。短所はいくらでも出てくるけど長所はなかなか出てこない。何でもマイナスに考えてしまう。私は自分のことを好きになりたい。そのためにはどうしたらいいか。物事をプラスに考えよう。みんなはみんなで、それがよいと思ってやっていると思うから否定するのはやめよう。そして自分を好きになる。

高校1年生の自分



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