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【自分のダメな心に逆らって、幸せのタネをまこう】
仏教では「幸せのタネをまきなさいよ」と勧められます。
幸せのタネをまくと、幸せの花が咲くのです。
善い行いをすると、必ず幸せになれるのです。
では、どんな行いが幸せのタネかといいますと、
「布施(親切)」
「持戒(言行一致)」
「忍辱(忍耐)」
「精進(努力)」
「禅定(反省)」
「智恵(修養)」
です。
これを「六度万行」といいます。
しかし、これらのことを実践してみると「難しいなぁ」ということが知らされます。
布施の反対は「貪欲」です。他人に親切することを考えずに、自分がもらうことばかりを考えてしまいます。
自戒の反対は「破戒」です。約束を守れず、幾度となく信用を落としてきたことか。
忍辱の反対は「怒り」です。いつも怒ってばかりいるなぁ。
精進の反対は「懈怠」です。ゴロゴロ、ぐーたらでありながら、結果を出そうとしてしまいます。
禅定の反対は「散乱」です。心を静めて反省しようとすればするほど、散り乱れていることばかりが知らされます。
智恵の反対は「愚痴」です。アイツのせいだ、コイツのせいだ、と他人をうらんでばかりいる、バカ者です。
これらのことは、「煩悩」です。善い行いをするということは、自分の本性に逆らうことになりますから、非常に難しいのです。
「自分は、できてないなぁ」と、つくづく知らされますし、また、実践できている人を見ると「すごいなぁ」と、感心させられます。