「冷薬味まぜそば」 富士そば 新宿都庁店
蒐集:2024年8月18日
価格:570円
富士そばの、いや立ち食い蕎麦の最高傑作ではないでしょうか!
さて、早めの昼食ということで、今度は富士そばの新宿都庁店へ。といっても、都庁からは結構な距離があります。
初入店の店舗ですが、店頭に券売機のメニューの配列表の掲示があるのは嬉しいです。同じようにしている店は他にもあるのですが、少ない。券売機の前でもたもたしているのは気まずいですし、店にとってもいいでしょうからね。
そんな中にあった店舗限定メニューがこちらです。
登場したのは、「冷薬味まぜそば」です。
蕎麦に薬味と温玉を載せただけのシンプルな一品。正直、最初は全然期待していなかったんですけどね。
それが驚きに変わるんですよ。
薬味も、葱と茗荷という至ってよくあるもの。
でも、蕎麦を一口、すすった瞬間に分かりました。これは今までの富士そばと別格であると。
他の店と蕎麦が違う!細麺でキリっとしたコシが素晴らしい。
全体にごま油をなじませてある。風味がいい。
なるほど、それでまぜそばなのかと、しっかり混ぜてみます。
あ。これうまあああああああい!!!!
薬味が卵と馴染んでごま油の香りに包まれ、それをまとった蕎麦と啜ればもうこれは大変ですよ。これ考えた人、天才!
いやーこれはたまりません。シンプルなものほどうまい、という鉄則どおり。私が食べた蕎麦の中で最高傑作だと言って過言ではありません。
お店の方に聞くと、やはり富士そばの中には一部、この細い麺を出す店があるのだとか。これ、代々木八幡店の平たいそばに匹敵するおいしさですね。
そういえばこの店では卓上に、必ず七味が2本ずつ置いてありました。皆さんよく使うからでしょうか。それとも一味と七味? 確かめればよかった。ごちそうさまでした。