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草花👀イラスト&みすゞを描く時間は、凸凹な自分の居場所⑥「つゆ」/アサガオ
みすゞさんの詩「つゆ」/アサガオ
みすゞさんの詩の中でも際立つ、「つゆ」のこの繊細さは何だろうか。 庭のすみっこの花の涙なんて誰が気づくだろう?わるいことでもしたようになんて思う人なんていないだろうに・・・。
東日本大震災の後のTVで繰り返しみすゞさんの「こだまでしょうか」が流されてきました。一般的に想像する「思いやり」という言葉を越えたこの繊細な感性があの状況下では有り難く思えたのかもしれません。
「繊細さん」という括りで語られることの多い今の時代、弱き者、生きづらき者の秘めた深き感性をこの『つゆ』を見返す度に思います。
日本中の小学1年生がアサガオを育てます。朝にだけ開くその花弁の朝露にかけて、こんな「つゆ」の言葉をくり返し読んで聞かせてあげたいなと思います。
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草花👀イラスト画 ヒメムカシヨモギ/カタバミ/ヨモギ/ニラ
家から図書館までの20分ほどの散歩道には、小さなコンクリート壁の川が流れています。中学校のグランドのフェンスの横に車を運転していては全く気付かなかった植物たちの姿が見られます。
車中からは「雑草」という一括りの存在であっても(存在すらしないかも?)、歩いて眺めるとぼんやりと名前が浮かんできます。立ち止まってスマホのレンズから覗くと葉の形や虫の食痕も1枚1枚どれ一つ同じものはないことが分かります。
星野富弘さんの詩に「~ゆっくり歩けば足跡がきれいに残る。」という一節がありましたが、足を止めてゆっくりと見つめることで、見えなかったものが見えてくることもあるように思えました。
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草花👀イラスト画には、白黒版をつけています。自由に色ぬりにご利用ください。色を付けていくのはとっても楽しく、落ち着く時間ですから・・・。
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