
オフィス街にあるバングラデシュ人のお店は丁寧なおいしさだったよ@三田 ヌーレ タージ
バングラデシュにも
雨は降る
先日試写会で見た
映画「メイドインバングラデシュ」は
バングラデシュを舞台にした
衣料品工場の過酷な労働環境と
低賃金に立ち向かう女性たちの姿を描いた
ヒューマンドラマ。
女性が闘う物語が主題なのですが
バングラデシュ料理好きとしては
映画の中に登場する料理に釘付け!
実にワイルドなんです。
ちょっと匂う弁当を手で食べたり
魚を地べたに叩きつけたりとか
バングラデッシュってどんだけ
荒っぽいんだってビックリ。
それに比べて日本にある
バングラデシュ人の料理店は
洗練されてるんだな~
と感じさせられます。
そんなわけで、今日は
繊細さを感じたバングラデシュ人の
お店を紹介しようと思います。
ヌーレ タージ
お友だちからバングラデシュ人が
やっているお店だと聞いて行ってみました。
オープン日は食べログに記載されて
いないのですが、2019年ぐらいに
出来たお店のようで
比較的新しいみたいですね。
オフィス街に静かに
たたずんでいました。
近くにはバングラデシュ人シェフが働く
アミンもあります。
思ったよりコンパクトで
奥に長い店内。
新しくはない建物ですが
きれいにしていて
上品さを感じる内装です。
そして、店内では音楽ではなく
コーランが流れていて
一歩店に入るとイスラム圏へ
トリップしたような気持になります。
男性2人の2オペ。
ふたりとも日本語が
ほとんどしゃべれず寡黙。
メニューを開くと
バングラ色は少なく
カレー各種
ナン、ライス、ビリヤニなど
インド料理が並びますが
すこしバングラデシュの
要素も感じます。
店員さんに一番バングラデシュっぽい
料理はどれか聞いたところ
Eのビリヤニセットだそうで
そちらをオーダーしました。
Eビリヤニセット
1180円
ふぁ~!
いろいろついて1180円って
とってもお得!
まず最初に出て来た
サラダに驚き。
ドレッシングが激ウマ。
インド料理店に食べに行くと
大体オレンジ色か胡麻の茶色い
ドレッシングですがここのは白色。
手作りっぽいです。
胡麻ベースらしいのですが
豆腐みたいな味わいも感じ、
ヘルシーなドレッシング。
タンドールチキンは骨付き。
小ぶりなお肉ですが
しっとりしてジューシー!
美しい青い縁どりのお皿に乗った
ビリヤニは長粒米。
その上にフライドオニオン&
細切りの野菜がぱらりと。
美味しい!
お米がしっとりとしていて
激辛にしたもらったら
しっかり辛い。
食べ進めると中にゆで卵!
なんて謙虚な...
しっかりとした硬茹ででした。
マトン入りのカレーは滑らか。
これも上品なおいしさだな~
小ぶりの柔らかいお肉が入ってました。
角切りの野菜が入ったライタ。
しっかり辛いビリヤニで疲れた舌を
休めるのにぴったり。
それにドリンクが選べたので
ラッシーをお願いしました。
ドリンクもついて
1180円って良心価格~。
丁寧に作られた料理がいろいろ食べられて
幸せな気持ちになれました。
店員さんがほとんど日本語が
話せなくてコミュケーション&
ヒアリングが出来なかったのが
残念でしたが気持ちのいいお店でした。
「バングラデシュの
ボルタやバジも作れますか?」
と聞いたのですが
「????」って反応だったので
ここでバングラデシュの家庭料理を
お願いするのはハードルが高そう。
誰かチャレンジしてみて欲しいな。
バングラデシュにも雨は降る
渡そうと思って握りしめた
ラブレター
渡せずに雨に打たれ
たっぷりと涙を含んだ
濡れた字はもはや解読不能
消えかかった「愛してる」
濡れた字...
つまり
田駅から490m
ヌーレ タージ