バングラデシュ人オーナーグループのカレーは王様のような力強さがあったよ@マサラキング 東大島店
強いからこそ
優しくなれる
先日試写会で見た
映画「メイドインバングラデシュ」は
バングラデシュを舞台にした
衣料品工場の過酷な労働環境と
低賃金に立ち向かう女性たちの姿を描いた
ヒューマンドラマ。
映画を見てバングラデシュ人は
タフだなぁと感じます。
どんな困難もあきらめず突き進む力強さ。
というわけで今日は
力強さを感じたバングラデシュ人オーナーの
チェーン店のカレーをご紹介します。
マサラキング 東大島店
2021年6月15日オープン。
マサラキングは
バングラデシュ人オーナーのカレー屋さんで
平井、草加新田、新小岩などにある
グループ店です。
東大島の駅を降りると
団地が多く立ち並んでいます。
5分ほど歩いたマンションの一階に
マサラキングはありました。
赤い大きな看板は自信に満ち溢れ
力強さを感じます。
店内は食材店が併設。
商品の中にはアフリカ人向け
のものもあり多種多様。
2人の男性がお出迎え。
ネパール人とインド人です。
バングラデシュ人がオーナーとのことですが
現場で働いている人はさまざまなんですね。
メニューはナンカレーから
ケバブ
モグライなんかの
バングラデシュの軽食もあります。
ビリヤニのセットメニューが
人気という事でそれにしました。
マトンビリヤニ定食
1200円
ふぁ~!美味しそう!
茶色中心で力強さを感じるビジュアル。
タンドリーチキンが
大きくて柔らかくてとても美味しい!
そして、驚いたのが横についている
サラダのドレッシング。
めちゃくちゃ辛いっ!
デフォルトでこれなのか
激辛を指定したからこれなのか
分かりませんが
普通の人だったら悶絶する
辛さだと思います。
マトンビリヤニは茶色い長粒米の上に
フライドオニオンたっぷり。
黄色くふわふわしてるタイプとは違う
力強さを感じるビリヤニ、好みです。
謎の茶色い塩が振りかかっていて
何だかよくわからないけど美味しい!
卓上にも置いてあって
そのまま舐めても美味しかったです。
じゃがいもがひとかけゴロリと
入っているのが特徴のようですが
このじゃがいもがホクホクですごく良い!
50パーセントじゃがいもでも
良い位でした。
それについてくるライタは
細かく切った野菜が入っていますが
ほんのり甘さがあります。
それに付けたカレーは野菜カレー
他が肉肉しいのでバランスを取って。
粘度高めのドロッとしたグレイビーに
細かく切った人参やグリーンピースがイン!
インネパのカレーとはまた一味違いますね。
激辛にしてもらったのでそこそこ辛かったですが
個人的にはもう少し辛くてもいいぐらいでした。
王様の風格と力強さを感じる
マサラキング。
バングラデシュ人が働いて
いないのは残念でしたが
バングラデシュの片鱗が感じられて
安定感ある味わいでなかなか良かったです。
マサラの王様は
どんなに偉いかではなく
どれだけ人に優しく
なれるかが大事
人に優しくなるには
強くなければなれない
弱きを助け強きを挫く
優しい激辛
東大島駅から徒歩5分
マサラキング 東大島店