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【PTA】会費の集金を振り込みにしてみた (前編)

どうも、イリエモンです。

PTA活動未経験から都内の公立中学校のPTA会長になり2年目に入りました。

PTAのアレコレをこのnoteに書いています。


PTA会費の集金

PTAあるあるの課題として、会費の集金方法があります。

保護者が現金を集めるPTA、先生に現金を集めてもらうPTA、学校の教材費などと一緒に口座引き落としするPTA、アプリや集金サービスを利用するPTA、PTAの口座に振り込んでもらうPTAなど、それぞれの事情によって違いがあるでしょう。

イリエモンのPTAではこれまで現金での集金をしていました。
今年度は会計さんから「現金を集める以外の方法で集金をやろう」と提案があり、やり方をしっかり検討していただきまして初めて口座振込での集金にチャレンジしました。検討過程や回収状況などを共有します。

長いので、この記事は前編/後編の2つに分けました。
前編では、昨年度までの集金のやりかたや、昨年度と今年度の集金方法の検討過程について書きます。

昨年度までの集金のやりかた

まず昨年度までは「会員の子どもに持ってきてもらった現金封筒を、PTA役員などが教室前で回収する方法」で集金をしていました。

集金の流れは、PTAからあらかじめ集金日の周知文書と封筒を配り、保護者会員は集金日に会費が入った封筒を子どもに持たせます。
集金日当日は、朝の8時前からPTAの役員と委員の30名ほどが各教室の前に立ち、子どもたちが持ってくる現金封筒を回収します。
その後、部屋に集まってクラスごとに現金を集計し、未回収家庭に電話をかけるなどの後処理をし、だいたい昼過ぎまでかかる作業でした。

ちなみに、教職員の会員は、事前に集金してもらったものを集金日に副校長から手渡しで受け取ります。

その後、数十万円の現金を会計さんが持って金融機関に行きPTAの口座に振り込みます。
会計さんもヒヤヒヤしますよね。

昨年度の集金方法の検討

昨年度の年度当初にも現金以外の方法として、いくつかの集金サービスを検討しました。

コンビニ振込サービス、集金機能を備えたアプリ、Web集金サービス、有料対応したイベントコミュニティなど、Webページを見たり、問い合わせたり、打ち合わせをするなどしてみましたが、どれも「それほど手間が減らない割に、1会員当たり数百円の手数料が必要」なので断念しました。

手間は集金サービスによりますが、会員側はユーザー登録やアプリ導入が必要になったり、役員側は会員管理やコンビニ振込用紙を印刷するレーザープリンタを導入す必要がありました。

会員数が400世帯以下で、年に1度しか集金がなく、年会費も2,000円ほどのイリエモンのPTAに見合うサービスを見つけることができませんでした。

イリエモンの求める集金サービスのイメージは、1つのサービスのみでほぼ全会員からの集金に対応でき、手数料が100円程度で、役員の準備と集計の手間が現金と同じかそれ以下であるサービスです。

イリエモン的にはPTA口座への振込はイメージに近く現実的かなとは思ったのですが、役員と相談したところ「現金を子供に持たせる方が楽」「回収率が下がりそう」との意見が多く、例年どおり現金での集金をしたのが昨年度でした。

今年度の集金方法の検討

今年度は、新しい役員で相談したあと、5月に集金方法(現金と振込)についてのアンケートをとりました。

アンケートは複数選択可とし、会費の集金方法について「振込のみ」「現金のみ(昨年度同様)」「振込と現金の併用」「その他(自由記入)」の選択肢を用意しました。
アンケートの回答率が会員の1割に満たないため全体の総意は反映されていませんが、回答者の約74%が「振込のみ」を選択していました。
ちなみに、「現金のみ」と「振込と現金の併用」を選んだ会員は回答者の5%以下でした。
イリエモンが想定していたより、会員は振込を許容しているようです。

今年度も役員から回収率の懸念もありました。
会計さんから「もともと現金を集める以外の方法で集金をやろうと提案したのは、集金の手間を省くため(役員側の理由)であって、会員の払いやすさを追求したものではない。回収率は(結果なので)別の話でしょう」と方向性を指し示す意見が出て、じゃあ試してみようと振込一本で進めることになりました。

後半の記事では振込集金のやり方について記載します。
下のリンクよりご覧ください。

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