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手術を無事に終えることができました。先生並びに、関係者のみなさまに感謝。ご心配いただき、応援してくださったみなさまにお礼申し上げます。
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10/17(木)11:40、朝一番に始まった手術が終わり、担当医師と看護師が家内を乗せた寝台を押しながら出てきた。
先生は声が届く距離になったところで「無事終わりました」と笑顔で挨拶をいただいた。
自然に頭が深々と下がり「ありがとうございました」と発した途端に、血の巡りが変わったのを感じた。大丈夫が9割でも不安が1割ある中で、重たい雲を一気に取っ払うことができた。
寝台を覗き込んだ。家内は未だ麻酔が効いているため、はっきりと言葉を交わすことはできなかったが、私の存在は認識してくれていたようだった。
別室にて、先生から術後の説明を受けた。手術そのものは成功で全く問題はないのだそう。しかし、数値は飛躍的に改善し体重を12kgも下げることはできているが、糖尿病の治療中という状況を踏まえると免疫力低下による感染症が次の注意事項になるらしい。
今後退院予定日まで、しっかり見届けて行く必要はあるとのことだった。
とにかく、山場は越えることができた。嬉しい。
帰宅するなり、リクとメイにも頭を撫でながら状況説明してあげた。妙に大人しくお利口さんなので気持ちが悪いくらい。
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ママは痛いので「痛い痛い」と、痺れてムズ痒いので「ムズムズするムズムズする」と繰り返す。症状が出る箇所は概ね一緒だがイレギュラーな発症の時もある。マッサージや指圧をしてあげることもあるが、その都度となると一日中となる。痛み痒み不快感も耳にすれば、こちらも一旦は同じように感じる。辛さの限界を超えて喧嘩になることもある。
「痛い痛いともらさないで」、「痛いから痛い」。そりゃそうだ。
振り返れば、車椅子が主で体を大きく動かすことが皆無のため、糖尿病も患っていた。体の痛みや不快感は、内科的なものなのか、外科的なものなのか、それとも精神的なものなのか、西洋と東洋医学という視点からも相当に実験的に試行錯誤された感を覚えるほど。本人も何度も挫けて匙を投げかけていた。
どこを切り取ればよいのか、薬で対処できるのか、痛み緩和だけで誤魔化し続けるのか、尋ねた先の病院で各々意見が変わる。そもそも一体、総じて何の病なのだろうかと、原因を探る診察や検査も飽きるほど受けてきた。レントゲンなどの放射線やMRIの電磁波は相当な量だと思う。
意識を高めて彷徨い始めてから5年にはなる。
今回の手術によって、現状感じる主な痛みや不快感を軽減、緩和できるとするなら、こんなにありがたいことはない。また手術によるマイナス要素も表面化するだろうが、トータルでプラスとなるなら文句はない。この点は何度も色んな角度から話しもし、二人の納得に辿り着いた。
痛みを緩和させ気持ちを安定させるための薬、痛みや不安からくる睡眠障害のための眠剤など、心身共に薬から解放されることはない。一ヶ月の薬の量も半端なく三段ボックスの全棚が埋まるほど。曇り空の束の間の晴れにあたる薬効能の切れ間は24時間中の1~2時間ほど。見ていて可哀そうになるし、こちらも辛い。薬の量と、この晴れ間の時間が増えるようになるだけでも儲けものなのかも知れない。
今回の腰部脊柱管狭窄症の手術で全てが終わる訳ではないだろうが、一先ずは今の年齢にして大きな決断だし、渾身の挑戦になったと感じる。
難しい病とは、「ゆっくり一生向き合う」という言葉にも出会ったが、理解はできても実際の本人と身近な者にとっては「そう簡単ではない」と反論してみたくなることもある。
とにかく担当医師への信頼があったにせよ、心配であったことは間違いない。その大きな山場を越えることができた。とにかく現状に感謝し、焦らず欲張らず、ゆっくり平常に戻して行けますようにと願う。
リクとメイ。彼らの存在は非常に大きく、二人の喧嘩を中和させ、淀んだ空気を浄化させ、暗闇に閉じこもる前に光を注いでくれる。我が家では立派な家族として私たちと同格、時にはそれ以上の存在感を示してくれる。改めて感謝の気持ちを込めて、「いつも、たくさんの笑顔をくれて、ありがとう。」とお礼を言いたい。
最後になりましたが、ご心配いただき優しいお言葉をいただいた皆様に、心から御礼を申し上げます。noteならでは温かさとしても、しみじみと感じているところです。
一先ず、大きな山場を無事に越えることができたご報告として、この記事を残させていただきました。
ほっとしています。ありがとうございました。
Special Thanks
温かく心強いコメントをありがとうございました。
日付のご指摘ありがとうございました。
速報記者にはなれませんね。冒頭の一番大事なところでヤラカスとは?(笑)今月はミスが2回目です。お恥ずかしい。でも助かりました。感謝です。即座に訂正させていただきました。そうその通り、本日でした。
追伸
我が家は普通に2人3脚ではなく、4つの心と結んで組んだ3脚と8脚という特殊計算の中で成り立っています(笑)。
それから、トップ画像のイメージがあまりにも若々とし過ぎています。誇大表現の部分を反省しお詫びいたします。
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![Jオヤジ@交通安全啓発隊・正直度90%](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149048865/profile_39bc6f08c9d15be9a1e713261216a1c5.jpg?width=600&crop=1:1,smart)