お寺とみんなの居場所
先日、お寺主催のハロウィンに行ってきた。
仮装した子供に、協力してくださる街の方が無償でお菓子を提供してくださるんです。
じーん。
このイベントをきっかけに、たくさんの子供たちが大人と関わりを持ち、言葉を交わしコミュニケーションをとって最後に「ありがとう」と言ってお別れをする。
社会との関わりが希薄し、また縦の交わりも希薄した現代社会において、人との関わり方を知らないまま社会に出さなくてはいけないことに不安を覚えていた母親の私としてはすごく有り難いイベントでした。
しかも恐らく見回りのために回っていた住職さんも思いっきり仮装して袈裟を着て原付に乗っている(笑)
本堂を初めて訪問しましたが、
人工芝を張って、エアスライダーにブランコ、マルシェまである!
無垢の縁台がとても肌触りよく、居心地がいい。
ここにいたい。
支援センターや児童館、公園。
色々乳児期に回ったけど、そこはなんだか私にとっては無機質なように感じ、私の中には虚しさがいつもあった。
何かが足りない。
それは「人の心」なのではないか。
受付するだけのスタッフ、
派閥のできたグループ、
育児に疲れた中ほっとできる場を求めていた私にはそれらはとてもキツかった。
安らぎの場がほしかった。
それは子育てに限らず、あらゆる年代にとって同じことではないだろうか。
昔からお寺は本来そんな人の心を救う場所だったんだろうと思う。
お寺でもハロウィン!いいね!
常識にとらわれず、時代に合わせて活動する地域とともにあるお寺さん。
とてもステキでした。