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【読書感想】 受いれる

ひとつのことを うれしい気持ちで受いれる
すると 次のことも その次のこともうれしい
ひとつのことを 悲しい気持ちで受とる
すると 次のことも その次のことも悲しくなる

受いれる 加島祥造

受いれる それを いやいやすると 奴隷になる
すすんでやるときは 主人だ

受いれる 加島祥造

ある日図書館へ行った。なんとなく詩や短歌の棚を見ていたら
この本に出会ってしまった。

ページをめくるたびに、コトバが私にやってくる。

今の私に読みなさいと告げているかのように。

生き方、在り方の本質が綴られている。

一気に読んで涙があふれた。

勇気をもらえる一冊

原点に還る一冊

たとえば 偶然を受いれる
すると思いがけない道に 導かれる
ときには 運命を変えるものとなる
なぜって 偶然は
どこか高いところからくる
どこか深いところからくるんだ
偶然に起きたことや
偶然に会った人を 受いれる
それは私たちを 未知の領域に連れていく
冒険には不安があり 驚きもある
求めているものだけを選ぶと
人生のスリルはないよ
以外な成長もね

受いれる 加島祥造









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