ぽっかり空いた穴に 秋風が入ってくる 暑さがやわらいで 涼しいけれど 穴は深くなる 喜び、幸せは あちらこちらに あるのだけれど この穴に入れたいもの 入ってくるものが ない
石は流れる 上流から下流へと ぶつかり合ったり つよいながれが来たりして だんだん角がとれて円くなる 人は出会いや経験で 円くなったり 尖ったところが きわ立ったりする わたしも流れてきた いや流されてきたのかも 自分が円い 角ばってるなんて 分からない どうでもよくなってきた どこかへ飛んでいきたい たとえば上流の森へ 白鷺が水平飛行をするように
月へ帰って行った かぐや姫 地球での記憶は 消えたというけれど 輝く月に 自分の行く先 死後の世界を ふと考える そして 同時に いま 生きていることも 満月の夜だからなのか
今宵の月は美しすぎる なのにココロは闇の中 後悔 勇気のなさ くやしさ やるせなさ なさけなさ くるしみ 今宵の月は こう言う 「馬鹿者よ」 「お前はここまでたどりついた」 しかし 今宵は闇が深い
暑い とにかく暑い あともう少し暑い？
私が生み出した文章を たくさんの人に見つけていただいて 読んでいただけている 「スキ」をいただけることも うれしい そしてなぜか 自分の記事を 読み返してしまう ほかの方々の作品を読んで 引き込まれたり 共感している あらためて思う 感性は人それぞれだ 落ち着いてnoteを書けている 自分が好きだ ありがとう 読者さんにも 自分にも
柴犬がいる 彼女は人が好きだ 犬の好きな人がわかっているみたい 道行く人を笑顔にする 私が 辛い日々を送っていた時 彼女に話かけると 私の目を見て じっときいてくれた いつもきいてくれた モフモフの体を私に向けてくれた 泣きながらその体をなでた そのモフモフの毛が 苦しみを和らげてくれた気がした いま 思い出しても涙が出る あなたのおかげで いま 私でいられる
NHKの朝ドラの続きで自転車の旅番組を見た ふだんは朝ドラが終わるとテレビを消していた 「ユーロヴェロ90000キロ 自転車の旅 スペイン・ポルトガル」 YouTuberのAkiraさんが出演 この日はポルトガルのセトゥーバルの街や アラビダ山脈を行く 海岸線の景色に息をのむ 画面越しなのにココロが喜んでいる アラビダ山脈の登り坂を行く姿に こちらまで「がんばれ」と応援したくなる 坂を登ったところでAkiraさんが 同じように坂を登ってきた二人にインタビ
夕暮れ 稲穂 トンボたちが空中旋回 なつかしい香り 子供のころいつも近くにあった お米を食べられるのは 当たり前だと思っていた 光、水、風、人によって 苗からぐんぐん育ち 美しい青波を描き 香りを放ち 命を輝かせている そのいとなみに やっと気づけるようになった
夏の終わり 百日紅によく出逢う 青い空に向かって 風に揺られて それぞれの色や形で 咲き誇っている その凛とした姿に惹かれる 「今」を生きているんだろうな その花たちが落ちているのを見た ありのままの姿で 多くの人を癒したのだろう わたしも誰かの心地よさの一部に なっているのだろうか そうであってほしい わたしには分からなくても 届いていたらいい 一瞬でも
はじめましてjoyです。 関西在住の５０代です。 ここへお越しいただきありがとうございます。 「いま はじめてみよう」という気持ちだけで チャレンジしました。これから書いていく内容はその時々で いいかなと 自己紹介がわりに、文というか詩のようなものを 書いてみました。 ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ ずっと自分の中にある 何かを出したかった でもできなかった できると思わなかった 人生を振り返って考える日々 自分は何を考え 感じて生きてきたのか
