見出し画像

ママでいることの幸せとジレンマについて【子育てエッセイ】

子どもたちと過ごす日々は、まぎれもなく幸せ。

でも、そんな日々の中でふと「これは本当に私がやるべきこと?」と感じる瞬間がある。

それは、子どもたちのおもちゃの片付けだったり、子どもたちの「○○ない~!」の発言で家中を探すことだったり、脱ぎ散らかした服をカゴに入れることだったり。掃除だったり。料理だったり。家計簿の計算とか、保育園の書類とかこまごましたことも含めると膨大。

ママであるからやること
私のやること
仕事としてやること

1人の人間であるはずなのに、3つの役割が常にあって、そりゃあキャパオーバーになることもあるよなぁと思う。そして、そんなことを考える私のキャパシティーはたぶんあまり大きくないんだろうなぁとも思う。



ママでいることは幸せだ。

でも、その幸せとママだから引き受けている私の苦手なことはイコールじゃない。



料理が楽しく思えないことは悪いことではないし、
家事がめんどくさくなってしまう日だってある。
子どもたちにイライラしてしまう日もゼロじゃないし、
家計簿の計算が電卓を使っても間違えてしまうこともある。

ママだから苦手も突発的な情緒面の乱れも、全部受け止めて幸せと思えるようにならなきゃいけないことなんてない。

そんなの、窮屈だもの。



キャパシティーが大きくない私だからこそ、自分がどうしたら心地よくて、幸せでいられるか。幸せの定義は何かを知っていたほうがいい。



日々の葛藤の中で、自分を好きでいること、そして大切にすることを忘れずにいられるかどうかが、心の健康に大きく影響していると最近実感する。

ママでいることに対する幸せはもちろんあるけれど、だからといって、ママでいるからこそ発生するもの全てに対してまでプラスの感情を抱けなくてもいい。そう、私は私を許したい。



だって、私もまた1人の人間だから。

ママとしての幸せもあるけれど、私自身の幸せだってあってもいい。


明日もいい1日になりますように。

いいなと思ったら応援しよう!

神田ちあき|保育士ママライター
いただいたサポートは、1000円をこえたら家族でおやつパーティーを開かせていただきます。その様子をまたnoteにupしますね^^いつも読んでくださり、どうもありがとうございます!