産前6週から産休ってちょっと無理があると思うんだ
もうすぐお腹にいる第二子のちびにーが妊娠34週をむかえる。妊娠34週というと妊娠9ヶ月であり、出産予定日の6週間前で、いわゆる、産前休暇に入る時期だ。
第一子妊娠していたときも思ったんだけど、妊娠34週まで普通に仕事し続けることって、けっこうしんどくない?苦しくない?
私が肉体労働の保育士をしていたからそう思うだけなのかな。みんなどう思っているんだろう。
「妊娠は病気じゃないから」というのもわかる。わかるけど、妊娠してからやけに疲れるし眠いし注意力散漫になるし、抱っこがしんどいし、お腹が出てくると立ち上がったりしゃがんだりを繰り返すのもつらかったりする。こんなに体の不調があっても、病気じゃないからで通常通りの仕事してたら、そりゃあ途中でドクターストップも増える気がする。
私は、第一子妊娠のときは妊娠28週で羊水減少が理由で自宅安静になり、産前休暇開始の34週まで働くことができなかった。
第二子妊娠中は育休だから仕事はしてないけど、妊娠30週で切迫早産の兆候ありでやはり自宅安静を指示されている。仕事をしていたとしても、やっぱり34週まで働くことはできなかっただろうな。
そういえば、周りの妊娠・出産を経験した友達の話を聞いても、妊娠34週まで仕事をやりきった子は片手しかいない。ありったけの有給を突っ込んで32週や30週から産休に入った子は知ってるけど。
けっこうな割合で途中でドクターストップや退職せざるを得ない状況になってる印象。あくまで肌感覚だけど。
産前産後休暇って労働基準法に基づいてるけど、その歴史ってどんなかんじかなぁと思ってウィキペディアで調べてみた。
1997年から今の産前産後休暇制度ってことみたい。この時代より、今のほうが女の人の社会進出は進んでいると思うし、なにより妊娠・出産をする女の人の年齢も時代とともに上がっている。
産前休暇をもっと長く取らせてって言ってるわけじゃないけど、なかなか34週まで働くことが難しい業種もあると思う。一律じゃなくて、もう少しフレキシブルで、妊娠・出産をしても働く意思のある女の人に寄り添った制度に変化していってもいいんじゃないかなーとは思う。
ニュースで「子育て支援」のワードを聞かない日はないくらいに、今の日本の少子化問題は深刻で根が深い。
えらい人たちには、出産一時金や出産前後のクーポンなどの目先のことだけでなく、今ある制度を今の時代に合うようにアップデートさせたり、よりよくするために知恵とお金を使ってくれたらなぁと思う。あとは、出生率が回復傾向にある諸外国の政策を参考にしたらいいと思う。ハンガリーとかね。
消費税増税なんてしたら、それこそ出生率下がりそうだなーと思うよ。てか、所得倍増計画はどこに行ったんや。
話がだいぶそれてしまった。
現在妊娠33週、このまま切迫早産で入院することなくお産をむかえたいなーと思う今日このごろ。
明日もいい1日になりますように。