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「影踏みソネット」【14行詩】⑲


ある時、ソネット(14行詩)なるものを知り、その法則にのっとって|韻《》いんを踏んで詩を書いてみたいな、と思いました。

やり方がわからないので、ウィキペディアで調べてみると、一口に14行詩といっても色んな種類があるという事がわかりました。

①イタリア風 ②イギリス風 ③シェイクスピア風 ④スペンサー風

大きく分けて、この4つがある事がわかりました。

私が書いたのは、③のシェイクスピア風で、韻を踏む法則は 行によって、

このようになっています。↓

「a-b-a-b, c-d-c-d, e-f-e-f, g-g」

のパターンで、14行が成り立っています。

どの部分が韻を踏んでいるか、探しながら楽しんで頂けると 嬉しいです♪

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 「影踏みソネット」


待ち合わせ 午後三時

君の名前で 韻を踏む


ビルのへ 走る電車は 仕掛け絵本に

君の帽子 その いとおしい 影を踏む


実はね… と 肩越しに述懐じゅっかいした

人それぞれの 「かわいい」の定義


君は僕の条件とは 違ったよ

尊重するのが 「かわいい」への礼儀


ふたつめのスウィーツに手が伸びて

かしぎ始める 君の影


なめらかに 時は経ちて

ひとつになるは ふたりの影



君の声は 海のさざ波

時をめたし 影の刹那せつな


☆★☆★



…なお、「影」に関しての詩を書きたいな、と思ったきっかけは、以前飼っていた うさぎさん です。

とてもとても可愛くて可愛くて、ちょっと走っただけでこぼれおちるうんち●や(お食事中の方、すいません💦)、影さえもいとおしくて、「影」に関する詩を書きたくなったのです。

「坊主憎けりゃ袈裟けさまで憎い」の逆パターンとも言えます…!?よね。(笑)

詩(ポエム)で、唯一無二の世界を作ります✨