口臭と細胞レベルと欲望ー不都合な真実

ものすごく「差別的(今の世間レベルの基準で)」なことをテーマにするので、読む前に覚悟しておくように。

※読むことを「あなたが選択」するかしないか、はあなた次第である。

この配慮をすり抜けて勝手に読んで勝手に憤らないこと。

読んだ自分の判断を棚に上げて、書き手の責任に全てを擦り付けないこと。

以上の覚悟のない者は、読まずに早く離脱すること。








さて、配慮の手続きは十分にした。

それでは、口臭と細胞レベルについて書く。

まず、臭いとは何か?というところから。

「科学的」には物質のガスであるとか、飛沫であるとかが、嗅覚細胞を通じて脳で解釈されて発生する、とされている。

しかし、実際にはそれ以外にも臭いのような感覚が発生することがある。

物理的にガスだとか飛沫が届かない距離で臭いを感じたり、勝負事や判断の際にも「嗅覚」という言葉が良く使われる。

五感の中でも、もっとも原始的な感覚であるとされ、直感的な意味合いがあるとされる。


さて、このような嗅覚について語るときに、最も身近で思い出されるのが、「口臭」であろう。

口臭=人の口のあたりから漂う臭い

胃が悪かったり、口の中が不潔で食べ物が腐敗した臭いというのは、実はあまり遭遇するものではない。

今の時代、なんだかんだ、ほとんどの人が割と歯磨きをしているものだし、田舎に行くとあまり歯磨きをしない人もいたりするが、実際にそういう人のそばにいても、実はそこまで口臭を感じないものである。

田舎に仲の良い、30年間全く歯磨きをしないで若くして総入れ歯になるほど不潔なww年齢60歳ほどの伯父がいるが、不思議と口臭を感じたことはない。

そして、そういう臭いがあったとしても、実は分かりやすいものだ。

胃が悪いんだなーとか口が不潔なんだなーとかね。


で、ここからが本題。

実は世間で口臭といわれているもののほとんどは、口の中が(世間的な意味で食べかすがあるとかなんとか)清潔かどうかで決まっているのではなくて、

口臭とは、口の中の「細胞レベル」、さらにはその人の、人として、生命体としての、細胞レベルで、決まっているのである。

口臭を感じる際、口臭の強さは、感じ手の細胞レベルと口臭のする相手側の細胞レベルの差によって決まっているのだ

そこに「欲望の不調和度」が掛け算のようにかかる。

これが、現代でも隠されている闇、不都合な真実である。

これに触れず、または気づかず、口臭外来だの、歯磨き粉だの、リステリンだの、ガムだので、人々の悩みを商売にしていて、結局根本は放置され続けているのが実態である。


よく、女性が性行為の前にキスにこだわるのは、基本的には細胞レベルと相性と相手の欲の質 の最終チェックの意味あいである。

この際、「相性」は良く語られるが、「細胞レベル」と「欲の質」は不思議と語られない。

あらゆる証拠を元に推測すれば、圧倒的に「細胞レベル」のチェックのほうが「相性」よりも大きいはずである。

まず「細胞レベル」があって、最後に「相性」がある。


これも私の記事でよく触れる「偽りの平等」の類型である。

相性という言葉を強調することによって、暗に⇒「全ての人に相性の合う人と合わない人がいる」⇒((その数とか確率は同じくらいだろう。あー厳密には考えたくない。なんかヤバい気がする。もうそういうことにしとこw))⇒「結局全ては相性なのだ(細胞のレベルなんてあってたまるか!)」(結)

という、回路によって、最も見たくない事実を誤魔化すとともに、商業ベースでも有利になるわけだ。


私の個人的な体験で言うと、周りに同年代がたくさんいた20歳頃、会話する女性の約3~4割に対して、口臭を感じていた。

個人差はあっても、強い人なら約2mくらいから感じ始め、1mくらいでも感じることが多かった。

20歳の、ぴちぴちの、それも清潔にしているであろう、朝起きて1時間もしないときであっても、だ。

そして、おぼろげながら、人としての全体的な魅力度と、臭いが相関していることにもどこかで気づいていた。

僕に満面の笑みで話しかけてくるような女性は、いつもだいたい誰がみてもかわいい女性で、口臭なんて感じることは一度もなかったのだ。

そして、どこか引いていて自信がなさそうで「私なんて話していいのか」みたいな子は、いざ話す機会があると残念ながら口臭を感じることが多かった。

不思議なのは、ハナシの内容とか動機と臭いが相関しているであろうこと。

ただの挨拶や、ビジネス的な話や、店員さんと客みたいな、一線引いた関係だと、どんな人でもなぜか口臭はしないのだが、話題や関係が、プライベート感が強まると、途端に臭うのである。

先程の彼女らも、今思うとなんらかの恋愛的な?あるいは肉欲的なものを無意識に、期待していたであろうときに、臭いが強まっていたのではないか?だから男にはなぜか口臭を感じなかったと推測できないか?

本当に不思議だよね。おそらく人の意図みたいなものを人間の無意識が感じ取って、「細胞レベルで、この動機で、交わってはならない」みたいな警報を鳴らすんだろうね。

まさに、「嗅覚」という言葉の古来からの使われ方どおりだ。

今思うと、彼女たちもそういった現象になんとなく気づいていたのかもしれない。おそらく、男に言い寄られたりするときに、男の口臭でそういう体験をしていて学ぶのだろう。だから自分が近づくことを躊躇っていたのか。

一般的には女性のほうが細胞レベルがきれいなので、男に対して口臭を感じるはずである。ただ、それが逆転していることもあるのだ。

このように、道徳や好き嫌いとか差別以前に、「細胞としてこれ以上近づいてはいけない」というのが、人にも歴然とあって、それを最も表す感覚こそが、「口臭」なのである。


その体験はずっと偶然だろうな、とかそんな残酷で差別的なことがあるはずがないとか、そういう感じであまり深く考えてこなかったが、

つい最近、弟や妹(2人ともタブーについても話せる最も信頼できる人間だ)とたまたま、そういう話になったところ、やはり同様の体験をしていたことが分かった。

そして私の推理についても、同意して腑に落ちていたようだった。

口臭の定義  細胞のレベル差×不調な欲望の強度×相性

参考引用:夜が明けたら(自叙伝)p2952 「だけど男優に触られたとたん、またあの吐き気が襲ってきた。唇を舐められると、彼の唾の臭いが気になって神経が暴れ狂った。職業柄、彼がかなり清潔にしているのは間違いないのに、男の臭いが耐え難かった。たとえ彼が全身に漂白剤をぶっかけて洗ってきたとしても、あたしはその生々しい人間の臭いを嗅ぎつけて眉をひそめたことだろう。 蒼井そら(元AV女優)著


さて、このような残酷な真実が見えた上で、私たちはどう生きていけばいいか。

残酷な事実の言いっぱなしは好きではないのでいくつかの提案をしよう。

自分の細胞がきれいになるように生きるしかない

生まれつきある程度の細胞の質は決まっている。だが、誰でも子供の頃は綺麗というのもまた事実。それが年齢を重ねるごとに汚くなっていくわけだ。

一つは老化を遅らせるということ。これだけでも世間の平均よりは大きく綺麗さを保てるだろう。

次に、綺麗に生きるということ。

先程、ハナシの内容とか動機と臭いが相関しているであろうことを説明した。

どうやら、人間の「肉欲」とそれに類するような動機があるとき、受け手がそれを無意識レベルで拒絶したときに、臭いは強く感じられるようである。

これは口臭だけでなく、「死臭」とかそういったものでも同じ法則があるだろうから、今度それも書こう。

とりあえず自分勝手で分不相応な欲望(⇒不調和な欲望)が、相手にとって耐えがたい臭いになるということを知っておくことだ。

つまり、常日頃の生き方によって、臭いを無くしていくことができるというわけだ。

そして、その周辺で苦しむ人の多い、今なお解決されていない症状、例えば、「自臭症」のようなものの真の原因や課題、対応策もまた見えていくであろう。


まとめ

これまで社会で語られている「綺麗事」は、これら真実とそれから発生する現実的な問題を一切解決してくれない。

問題を押し込め、平等と無差別の仮面の奥に、より醜くて欲求不満な人間の素顔を作り出してきた。

一人ひとりが、各々に課せられた「細胞レベル」「欲求」に向き合い、向き合ったときに生ずる「悪臭」の問題から逃げずに、これをも教師として、生き方を見直し、真摯に日々を生きる以外にないのである。




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