花の魅力に胡座をかいてはいけない

「STAY HOME with FLOWERS」

こんな時だからこそ、おうち時間をより充実したものにするためにもお花を飾りましょう!というPRが業界全体で盛んです。

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お花はコロナだろうがインフルだろうがなんだろうが、どんどん咲き進んでしまいます。だから、誰か貰い手の元に届かなければ、行き場を失った花が溢れかえり、大量の破棄につながってしまうという問題も孕んでいます。食品ロス問題と近しい問題かもしれませんね。

世界一のお花の生産大国オランダでは、大量破棄問題が勃発しています。

この動画を見ると、とても心が痛くなります。。。


で、業界としても花や植物の効果効能について、あの手この手で伝えようと必死です。僕が信頼するフローリストの飯野さん(フローリストせきど)の声かけでこのようなPOPも出来上がりました。大学教授や専門家の裏づけも取れているデータをそのまま伝えると、ガチガチで分かりにくいので手書きPOP風にして伝えるという、とても貴重な資料です。これを誰でもダウンロードできる状態にしてあるんです。素晴らしいです!!

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ここからは自戒の意味を込めて書く記事です。

花ってやっぱりすごく魅力的なコンテンツです。
世界共通だし、綺麗なものは綺麗!
植物科学的に見ても、「植物は動物と違って移動しないで繁殖することを選んだ。だから花を咲かせて昆虫や鳥を引き寄せて繁殖する」わけなんです。だから人が花に引き寄せられるのも自然な行為なんですね。


いきなり求婚している花業界

で、その花を扱っている花業界。
僕もそうだったし、今も完全にそこから卒業できてるか?って言ったらそうじゃないけど、どストレートに「花買ってください」って言い過ぎかもしれません。。
基本的に花が好きで花の業界に従事している人が多いから、自分の好きなものを薦める行為というのは、その人にしてみれば自然な行為。また、花だったら「買って!」って言っても、そんなに毛嫌いされないと、どこか思っている節もあるんじゃないかな?

お花のある生活を!ぜひ自宅に花を飾ってほしい!って言ってるけど、それは=買ってくださいと言っている。

お花に好きな人や関心がある人にはわかりやすいメッセージになるけど、そうじゃない人にとっては、なかなか刺さらない。。
「買わない人に買ってもらうためのアクションを起こさないといけないかな」他の業界の方のお話を聞いていると敏感に感じました。


というのも業界は完全にシニア世代に依存しています。その点について以下にも記載しています。

みんながみんなお花ほしいって思っているわけでもないし、みんながみんなお花って素晴らしいって思っているわけでもないし、みんながみんなお花ってギフトとして最高だよね!って思っているわけじゃない。

しかも若い世代ほど、金額的に見て「花離れ」しているので、ここをどう解決していくか?ここを解決していかないと業界は益々シュリンクしていく。

今までのように単純に「お花って素晴らしいですよね?」「心温まるギフトはいかがですか?」的なメッセージだけでは弱い。。

SDGs的な文脈?地球に優しい?健康?
わからないけど、何かの課題を解決するために「花という魅力的なツールを活用する」「それを活用することで社会貢献に繋がる」こう言ったメッセージがより求められると思います。

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そういう意味で、わかりやすく言えばもっとマーケティングも必要だし、アートシンキング(0→1の提示、意味の提示)が必要です。

オンラインサロン内のワークショップ・勉強会で「SDGs」を切り口に17のテーマに基づいて17回開催して、どんなことが僕らにできるか?考えてみようかな?

それでは皆さま、バラ色の日々を🌹


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