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モーニングページ9/5追記あり

なぜかモーニングノートと勘違いされているモーニングページ。
発案者は、脚本家で演出や企画、ライターやディレクターとして活躍している、ジュリア・キャメロンです。

彼女の著作、「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」で公開された、創造性を高めるためのノート術です。
朝起きてすぐに頭の中に思い浮かぶ思考をどんどんと書き出していく、というところはジャーナリングと通ずるものがあります。また、ブレインダンプとも重なるところがありますね。

彼女は著作の中で、「脳の排水」という呼び方をしているので、実際にブレインダンプと似通っていると思います。

特徴的なのは、自分が本当にやりたいことを見つけ出すこと、そして実際に行動に移すために書く、という本質だと思います。
創造性を高めること、やりたかったことをやることに重きをおいているので、ウィッシュリストやバケットリストをクリアしていく、ハビットトラッカーで習慣づけていく、そういったノート術とも辺縁が重なるものだと思います。

今日の天気は憂鬱だとかそんなくだらないことから書き始めていても、少しずつ自分が本質的にやりたいと思っていることに意識が向き始めることを実感すると思います。
脳の中にある余計な思考を書き出すのは、頭の中がクリアになるのと同時に、自分が本当に人生の中で時間をかけたいものを見つけ出す作業になっていると思います。

ジュリアキャメロンは、3ページと著書の中で繰り返し言っていますが、アメリカではA版のノートが主流であることから、A5サイズのノートで3ページであると推測できます。
また、英語と日本語の文字数の関係から、日本語では1〜2ページ程度でよいのでは?と答えたという話も聞きます。(要出典・英語で検索して追記できる情報があれば追記します。)

※追記9/5 14:22:私の英語の読み間違いで、英語版のQ&Aサイトを改めて確認したところ、A4サイズのノートパッドに3ページと明記されていました。誤情報を与える結果となり、大変申し訳ありませんでした。謹んでお詫び申し上げます。(日本語版でサイズに言及しなかったのはなぜでしょうね…)

この記事で覚えていって欲しいのは、【モーニングノート】ではなく、【モーニングページ】である。ということです。
また、「脳の排水」、「創造性を高める」目的であること。
この3点を押さえていただければな、と思います。

実際に私もかれこれ3年ほどジャーナリングとは別としてモーニングページを続けていますが、その中で大学に進学したいという強い思いに気付けたり、ワークを思いついたりしてきました。
朝の無防備な思考だからこそ、自分の本質に近づけるのではないかと思います。

気になる方はぜひ、「ほんとうにやりたかったことを、やりなさい。」の一作目から読んで、自分自身の思考に落とし込んでみて頂きたいと思います。

ネットでやり方などは検索できますが、全体を通して著作を読むことで得られる情報というものは、上辺だけではない、糧となるものだと私は考えます。

ノート術や手帳術を本当に身につけて自分のものにしたいのであれば、面倒くさがらず、出費をもったいないと思わずに、もしくは図書館を利用するなとして、著書を通読してください。
そうしないと、得られないものがある、そんな本です。

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