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縄文モードと弥生トレンド写真図録

R3令和3年度 夏・秋の企画展 「縄文モードと弥生トレンド」
~縄文時代・弥生時代の装飾品~ R3.7.17~11.23

 おしゃれとはどういうことなのか。太古の昔から人間は着飾きかざってきました。ここでは、縄文人じょうもんじん弥生人やよいじんがどのようなおしゃれをしていたのかを皆さんに紹介します。
 現代人のおしゃれは、「個性的である」ことが重視され、自分の好みを身に着けることのようです。しかし、実際は、ファッション誌が商業的に勧める小ぎれいな衣服や化粧けしょうです。ファッションショーで披露ひろうされるような個性な衣装は着る人、個人のセンスではなく、ファッションブランド内でられたブランドの個性やセンス、アイデアです。つまり、現代のおしゃれはファッション業界が商業的に提供するアイテムであり、大量生産・大量消費されるための浪費アイテムといった側面が大きいのではないか推測されます。
 もちろんファッション業界の意図とは別に個人的な好みによって着飾る人もいることでしょう。また、おしゃれは、衣服だけでなく、化粧、髪型、装飾品そうしょくひん宝飾品ほうしょくひん、タトゥーなど多岐たきにわたり、それぞれの現代人達がそれぞれの装いを楽しんでいます。
 では、2,000年以上前の縄文時代・弥生時代の人達はどのようなおしゃれをしていたのでしょうか。現代のように人気デザイナーによるブランドがあったり、流行ファッションがあったのでしょうか。ここでは、縄文人のおしゃれに対する感覚と弥生人のおしゃれに対する感覚は、はたしてどのようなものなのかを紹介していきます。

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