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今年ももう一週間 時間が経つのが速すぎる(記事93)

今日は1月7日。
今年ももう一週間ですね。
恐くなるほど時間が経つのが速いです。

気がつけば「今年ももう一か月が経った」と言い、
「今年ももうゴールデンウイークか」と言い、
「今年ももう夏か。お盆休みが待ち遠しいなあ」と言い、
「今年ももう暮れだなあ」と言い、
あっという間に一年が経って、また来年の今日、
「今年ももう一週間か」と言っていることでしょう。

筒井康隆の短編小説に『急流』という話しがあります。時間が経つのがドンドン速くなっていくという内容で、例えば、朝、便所に入ったら夜になった、というようなことが相継いで起こります。
中学生の頃は「そんなバカな」と笑って読んだ覚えがありますが、今は「まったく小説の通りではないか」と思えてきます。そして、それなりの御歳になっていた筒井康隆ご自身も、時間が経つ速さに辟易していたのだろうなあ、と思います。
(芸能人や著名な人士に「さん」や「氏」「先生」などをつけるのはなれなれしい気がするので、敬称は省略しています)

そして、時間があまりにも速く流れることに恐怖を覚えながら、はやく週末になれ、はやく月末の春節休暇になれ、と願う自分も存在しており、その矛盾がまたイヤになってきます。

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サノマ(中国生活をつづったり、写真・画像を整理するノート)
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