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風を感じる本作り。

仁宇暁子(にうあきこ)先生。
現在、徳島文理大学で、お仕事されています。中学校やワークショップ、そして、現在の大学で積み重ねられてきた経験をまとめた本です。

その本作りのお手伝いをさせていただきました。昨年は、「忙しい、忙しい」とnoteで嘆き、皆さまに励ましていただいておりましたが、ようやく出版に至り、amazonでも購入可能になりました。

『アートのスイッチが入る感性トレーニング〜ほんの少しの制限で心が自由になる〜』
著者 仁宇暁子 日本文教出版社

トレーニングというと、スポーツや訓練のように感じますが、「感性トレーニング」は、その瞬時に感じ、思い浮かんだことを、限られた用具や材料を使って短時間で絵に表すこと。私は1日数分で「心描き」ができるなあと思っていて、スキでよく描いては、noteに掲載させていただいています。

本の中で、私のお気に入りのテーマをあげてみますね。   
★「土砂ぶりの雨と冷たいカラス」を3分間、木炭、鉛筆、パスで描く」です。

なかなか描きにくいのですが、私の場合、テーマから、雨の音、ひんやりした感じ、雨水の流れ、カラスの濡れる黒羽、哀しみ、、を感じます。実際、これらをどう描いてよいかわからないし、哀しみなんて上手く表現できないし、しかも3分間でというと、とても苦しいんですけれど、感じてみてようやくポロンと出てきた自分はやっぱり自分だなぁと可愛く思えて、描くのってスキだなぁと思ってしまいます。

この本には、そんなテーマ(=絵画レシピ)とその作品たちが掲載されています。仁宇先生の作品はもちろんのこと、学生さんやワークショップに参加された方々の作品が約700点も!それに、印刷して下さった株式会社ユニックスさんのおかげもあって、とても美しい色に仕上がりました。

実は、私も1点掲載していただきました。noteでいっぱいスキをいただき嬉しかったので、この作品を選びました。

今日は、雨が降っています。大雨にならないといいのですけれど。こんな雨の日にオススメの絵画レシピをご紹介しますね。     

★「線百本の雨」を4分間、パスで描く     はいかがでしょう。何人かで描くと、人の数分、いろんな雨を感じられます。        

雨が上がったら、              ★「こんな水たまりがあったらいいな」を2分間、水彩絵具で描く               水彩で描くと、色水のにじみに見とれてうっとり。不思議な色や形の水たまりにワクワクします。

もしよかったら、本をご覧いただき、いろんな絵を感じていただけると嬉しいです。ただAmazonでは在庫切れになることもあり、すぐに買えないこともあるかもしれません。

本日はここまでに。今日は少し緊張気味です。また、本の話させて下さいね。今日も読んでいただき、ありがとうございました。 

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