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ペスカ岡山をゆく(岡山)

もう半年近く前になりますが、noteに岡山の探索記をあげました。

そのとき実はもうひとつ街歩きをしていました。それがここ、ペスカ岡山。ペスカとはイタリア語で桃を意味します。桃太郎伝説にちなんでってことだね。岡山出張時のことはすっかり忘れていたんですが、本日ネットをながめていたら偶然ペスカ岡山にかんする記事を見つけ、思い出し記念ということで投稿します。
出番を待ちわびていた写真たちに「お待たせ」と言ってあげたい!

このときの出張では2週間ずっと岡山駅のホテルに滞在していたので、夕食はそとへ食べに行っていました。
今夜はどこへ行こうか。スマホで調べると、近所にお蕎麦屋さんがある。
写真、よし。口コミ、よし。結論、行くしかない。
よっしゃー、待ってろよー🍴🐱


腹ペコなので、近道してペスカ岡山を抜けていくルートを選択。駅に隣接した地下街のひとつです。この写真だけ見ると割と新しく感じますが、じつは屈指のレトロ地下街で、開業は1959年12月。もちろん改装はしていますが、それでも半世紀を超える歴史がある。開業当初は「岡山駅地下商店街」だったそうです。


トイレ。ん、有料 ('_'?)


おお! 初めてみたかも。調べてみたら、日本でもいくつか有料トイレが現存するみたいね。


JR岡山駅の周囲は地下街が発達していて、「一番街」や「さんすて岡山」などイオン方面に向かってブランドショップなどが並んでいてにぎわっているんですけど、ペスカは空気が違う。


リニューアルOPENと看板がでている。でもどこのことを言っているんだろうか。見当たらない。ホントにしーんとしてる。


照明とか、わりとラグジュアリーな雰囲気を醸し出しているんだけれど、お店はどこもシャッターだらけ。いかんせん人の気配がない。開発中のゲーム画面みたいだな。NPC配置前の状態。


唯一の営業店を発見するも、店員さんがみあたらない。カウンターはもぬけの殻。ポストアポカリプス的なコンセプトなんだと、オモイマース(棒読み)


自販機で購入はできるのか。これも効率化なのかな。


などとペスカの現状を眺めつつも、あくまで最終目的はお蕎麦屋さん🍜であることを忘れてはならない。こちとら腹ペコなんだ。歩みを止めず先を行き、不自然に一段高くなった連絡通路へ。


天井、低! Σ( ̄□ ̄; ) あたまぶつかりそう。


さらにダンジョンが続く。むかしのメガテンみたいな雰囲気、嫌いじゃないよ、こういうの。


スマホとにらめっこしながら歩みを進める。あった。この出口から階段をあがるらしい。


アーケードの商店街近くに出た。ここもなかなか個性的な店舗があつまっています。


グリルってこういう綴りだっけ? ま、まあいいか、お蕎麦屋さんのことだけ考えよう😅 スマホを見て、ええと、ここの脇道を入って……


おお、ようやくお店に到着! けっこう歩いたー。もう、おなかグーグー鳴ってるよん。あら? なんだ? どうも様子がおかしい、な……。


終了乙! オイ、ふざけんなコノヤローッ! 鴨せいろ食わせろー。


無人の店舗に声を上げても仕方ないので、蕎麦屋をあとにし、足はそのままカレー屋へ。関連性? ありませんよ、そんなもん


マスター、ビールくれ! 今日は飲みたい気分なんだ!


くそ、鴨せいろ食べる予定だったのに、俺のおなかは完全に和食そばモードだったのに――。なのにチキンバターマサラ注文。こんなものでごまかされないぞ、こんな……あ、あれ? 美味しい! マスター、ナンもう一枚ください~😋


1950年代に作られた地下街で現在も稼働しているものは非常に数が限られていて、ペスカ岡山はそのなかのひとつ。全体で見ると、レトロ地下街は名古屋がダントツに多い。じつは名古屋は行ったことがないので、いつか機会を作って訪問したいと思っています。

そんな、岡山の夜でした。