2024.06.14
金曜日に休暇を取ったので、赤羽へと足を延ばすことにしました。そこには桐ヶ丘中央商店街という昭和レトロで有名なノスタルジックエリアがある。ただ、テレビでもたくさん紹介されているし、ネット上でもあちこちで訪問レポが散見される。
正直「いまさら行くの?」という感じもしないではないけれど、かといって行かないまま済ませる選択もないと思い立ち、おれは太陽の下へと飛び出していくのであった😋。
桐ヶ丘はもともと旧陸軍の跡地だったところを開発し、多数の集合住宅が建てられた土地です。住民の高齢者比率が高まるとともに限界集落化が進み、ご覧のとおり建物もかなり老朽化。
建て替えと再開発が進められていて、この商店街の独特な光景も近い将来なくなるだろうといわれています。地域のつながりが強いので、形を変えて継続するのだと思いますが、それでも様変わりは避けられず。
とはいえ、実際そこに生活の居を構えている人たちからすれば、利便性は高いほうがいいに決まっているし、生活の質だって上げたいし。自分みたいによそからヒョイとやってきた「観光客」は好き勝手なこと言うだろうけど、生活者には生活者のニーズがある。もちろん彼らだって、好きで棄てたいわけじゃない。そこが───なんともむずかしいところだな。