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#女性に投票チャレンジ

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#女性に投票チャレンジ です! 有権者の約半数は女性のはずなのに、今の日本の国会にいるのは、ほとんどが男性。 「それってなんだかおかしくない?」 ぜひわたしたちと一緒にアクション…
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#女性

「#2枚目は女性」で、ホントに女性議員は増えるのか? 参院選2019の結果からシミュレーションしてみた

 これまで、本キャンペーンの記事の中で女性の議員がなぜ増えないのかについての考察、そしてその是正のためのひとつの可能性としての比例代表の仕組みと現状、その活用の方法について書いてきました。  とはいえ、本当にこの取り組みによって選挙に影響を与えることができるのか、女性の議員を本当に増やすことができるのかということについて疑問をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。  若者世代は高齢世代よりも単純に人数が少ないですし、さらに投票率も決して高くはありません。その結果、若く

アンケートQ4「必ず実現したいジェンダー平等に関する政策」 全回答

お待たせいたしました!「必ず実現したいジェンダー平等に関する政策」の回答です。 この設問が最も各候補者の特色が出る設問だと思います。 この投稿が、みなさんの投票の一助になりますように。 Q4. あなたが当選したら必ず実現したいジェンダー平等に関する政策は何ですか? 青木愛 誰もが自分の可能性の実現に向けて、生きやすい社会の実現を目指します。 石井みつ子 女性の政治への参画の拡大。 いわぶち友 ジェンダー平等社会の実現の土台となっている男女の賃金格差を是正する一歩として

「期日前投票もう行ったよ!」というあなただからできること

期日前投票が始まっています!期日前投票は、自分の行きたいタイミングで投票に行けるから超便利! やり方はこちらの投稿をチェック! 選挙が終わった後に「女性が増えたね」ってみんなで喜びたいですよね。 「期日前投票、もう行ったよ! バッチリ👍」 「でも投票終わっちゃって、私の一票はもう行使しちゃったからな~」 というあなたにも、まだできることがあります! それは、このチャレンジを広げること。投票した方はぜひ #女性に投票チャレンジ をつけて各種SNSに投稿してください!

アンケートQ3「緊急避妊薬を薬局で買えるようにする」 全回答

Q3-1. あなたは「緊急避妊薬を市民が薬局で買えるようにする」ことに賛成ですか?賛成 青木愛/石井みつ子/いわぶち友/えりアルフィヤ/遠藤奈央子/大椿ゆうこ/おかざき彩子/片山さつき/要友紀子/神谷ゆり/かわの麻美/田村智子/辻元清美/長谷川 ういこ/はたともこ/福島みずほ/むこう山じゅん/矢田わか子/山下ようこ/よだかれん 反対 自見はなこ Q3-2. 上記の回答について、理由を説明してください。賛成 青木愛 -賛成 事件の被害者など予期せぬ妊娠を防ぐために賛成

"産む・産まない"は私が決める ー 妊娠の可能性があるすべての人が、安心して暮らせる社会のために

2022年6月24日、アメリカで女性と妊娠の可能性があるすべての人の権利を大きく揺るがす衝撃の判決が出ました。 米最高裁が人工妊娠中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」(1973)の判例を覆し、中絶行為を憲法上の権利として認めないと判断したのです。 この判決は現在世界中で注目を集めていますが、日本に住む私たちにとっては関係ないことでしょうか?決してそうじゃありません。 SNS上では、日本においても中絶に法律上配偶者の同意が必要であることや、緊急避妊薬が手に入りづらいこ

女性の政治家が少ないのは、「能力がないから?」

  今の政治っていわゆるダサピンク?! 商品の色を決める時、意思決定の場に男性しかいなくて「女子はとりあえずピンクでしょ?」という思い込みから超ダサイピンク色のカラバリが作られてしまい、「え?欲しいものはこれじゃない」と、実際の消費者に受け入れられない残念な商品が生み出されてしまうという現象を「ダサピンク現象」と言います。  この現象、実は政治にも起きています。  2021年NYNJが実施した衆院選の30歳以下のアンケートで「政治に積極的に取り組んでほしい課題は、 1位

私たちが生きづらいのは女性議員が少なすぎるからかもしれない

初めまして。 『#女性に投票チャレンジ』実行委員で、このプロジェクトの言い出しっぺの天野妙です。 私たちは2022年7月に行われる参議院議員選挙で、女性国会議員をふやしたい!と集まった、プロボノ団体で、10代~40代の男女で構成されています。それぞれ政治についての考え方や、応援している政党や候補者は違うけれど、女性議員を増やしたいという思いはみんな一緒です。 男女平等は進んでいくと思っていたけれどなぜ私がこんなキャンペーンを始めようとしたかというと、さかのぼること今から3

「#女性に投票チャレンジ」って逆差別じゃない? ーよくある質問

女性という理由だけで推すなんて逆差別じゃない? 「『女性に投票しよう』っていうのは男性に対する逆差別だ。」 「男女関係なく能力で選ぶべきだ。」 「性別で決めるなんて間違っている。」 …という質問を見かけます。 これは本当でしょうか? 現状の国会の状況 現在の国会議員の女性比率を見てみましょう。 衆議院の女性議員比率は 9.7% 参議院の女性議員比率は 23.0% これは本当に、「能力で立候補し」「能力で選んだ結果」なのでしょうか? 他国の状況 他国の国会の

女性だったら誰でもいいの? -よくある質問

女性だったら誰でもいいと思ってるの?このようなコメントをよく見ます。 「女性だったら誰でもいいの?」 「女性だからと言う理由で選ぶのはどうなの?」 もちろん、女性政治家の中にもさまざまな考え方の人がいますよね。 わたしたちは、以下の3つの政策をはじめ、ジェンダー平等政策の推進を掲げている比例代表の女性候補を紹介していく予定です。 1.選択的夫婦別姓制度の実現 今、婚姻後に姓を変えるのは96%が女性。 選択的夫婦別姓制度は、夫婦が別々の姓を名乗ることを強制する制度で

女性の政治家が増えると何がいいの? -よくある質問

女性に投票して、女性の政治家が増えると、いったいどんないいことがあるのでしょう? いいことは主に2つあります 1.政策の優先順位が変わる 2.女性の国会議員が安心して働けるようになる それぞれ見ていきましょう。 1.政策の優先順位が変わる女性にまつわる問題は山積みです。 結婚すると姓を変えるのは96%が女性。選択的夫婦別姓制度はなかなか実現しない。 介護、保育など、伝統的に女性が多い職場の賃金が低いまま。 コロナ禍では女性が多いサービス業等が強く影響を受け、女性

「#女性に投票チャレンジ」って政党や政治家の活動ですか? -よくある質問

女性に投票チャレンジは、「女性政治家を増やしたい!」という思いで集まった有志のボランティアで運営しています。政府や政党の活動ではありません。 私たちは日常の中のイライラをもっと政治のせいにしていい皆さんはこう思ったことはありませんか? 「政治はよくわからない」 「選挙、正直行ったり行かなかったり」 「むしろ行ってないんですけど」 「どうせ選挙で何も変わらないんでしょ?」 そんな気持ち、めっちゃわかります…… でも、日常の中でイライラ、もやもやすることありませんか?

私たちは痛みをガマンしすぎたのかもしれない

『女性は痛みに強いから、男性よりも我慢強い。』 そんな言説を聞いたことはありませんか? 出産の痛み、生理痛の痛み、不妊治療の痛み、授乳の痛み、更年期の痛み。 女性特有の体の痛みだけではありません。社会生活でもそうです。 ヒールのある靴を強制される痛み、ワンオペ育児の壮絶さ、苗字が変わる心の痛み、いつも笑顔でいることを求められる心への負担。 私たちは本当に、痛みに強い生き物なのでしょうか?  そんなわけあるかーい!! 痛みをなかったことのようにするために、 私たちが毎

あなたが女性議員を推すのはなぜ?

新連載、スタートします。 題して、『#わたしが女性に投票する理由』。わたしたちメンバー自身に焦点を当ててみたいと思います。 現在、『#女性に投票チャレンジ』に携わっているのは、「日本の国会に女性議員を増やしたい!」そんな思いで集まった有志、総勢20人。10代~40代の男女が参加しています。 さっそく、以下の項目でアンケートを行いました。 女性政治家を増やしたいと思うのはなぜ? ジェンダー平等政策に期待することは? 参議院選をひかえたいま、社会に発信したいこと! すると

選択的夫婦別姓は”女のわがまま”?

ー苗字を変えないのは私のわがまま? 突然ですが、私はトミタアイという自分の名前を気に入っています。 語感も好きだし、漢字も好き。私が生まれた日から自分の存在を証明し続けてきたものであり、大切なアイデンティティの一部である名字を失いたくないと思うのです。 一人っ子でいとこもいない私にとって、姓を変えるということは「トミタ」という姓が途切れることを意味します。母方の姓は母と叔母が結婚した時に途絶えているため、同じことを繰り返したくないという気持ちもあります。 そんな私も、